朝5時00分 起床
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現代でいう第三の権力の正体、それは思考方法で、アンチノミーという。(笑)
訳語は、二律背反だそうな。ほほう。そうなの?
その昔、「ペンは剣より強し」、「炎のペン」などといわれて「正義」がまだ、表現の中に織り込まれた時代があったが、いまやそれもすっかり消えてしまった。
むかし、報道にあったのは、まるで妄想だったかのよう。(笑)
で、いまどきの表現にあるのは、<矛盾・パラドックス>の構図というだけ。(笑)
構図だけだから、説得はしない、短いスローガンだけ繰り返す。
そのスローガンを、どんどん繰り出していく。つまり世の中に流布されているのは、Antinomieの思考方法だけつうことになる。論理がないから消化不良のまま常態化するのが<二律背反>のパラドックス。
そもそも、この二律背反つうのは、字義通りには、二つの法則が現実的にであれ見かけ上であれ相互に両立しないことを意味するけれど、現実には、正命題、反命題のどちらにも証明できる矛盾・パラドックスのかたちで並存する。
たとえば、「政治と金」と、「クリーン」、両方が並存して、どちらにも期待感がある。対立してあるのでなく消極的な承認というかたちで両立する。消極的だから、蓄積しない、経験とならない。第三の権力は、そこに立ち位置をおいている。<正義>に立ち位置があった時代は夢の中だったのだね。(笑)