朝5時00分 起床
気温華氏60度、摂氏14℃
ぶるぶるぶる、夕べから今朝にかけて、肌寒む、今朝は上っ張りひとつ羽織って出勤、そろそろ秋シリーズ日記も打ち止めですね、東北・北海道では今夜から雪になるとか、ニュースで。
そういえば、今朝、家人が、そろそろストーブの準備おねがいね、とか言ってましたし。冬布団も、そろそろ欲しい時期、朝晩の気温差、大きい、気がついたら、めっきり、晩秋です。(笑い)
ことしも紅葉が美しい。
晩秋といえば、アメリカ経済も、蛮習ですね。G20で、各国の黒字わくを決めようなんて言い出しているようで、なかなか愉快な発言で笑いをとっているようですね。儲けて利益出すのが資本主義でしょう、あっちが大幅な黒字だから、それを5%以内に抑えて、こっちの赤字をサポートしろなんて、自由競争の原理を自ら否定しはじめているところが楽しい国ですね。各国の輸出促進策ともいうべき自国の通貨安政策で、もっとも被害をこうむったのは円高のニポン、いわばドル安にもかかわらず輸出が伸びないアメリカとでは、なにが違うか。ほんとはこーゆー経済のグローバル化での本質問題に着目しなければならないはず?
だってニポンでは、円高だから企業の海外生産移転がすすんで雇用の空洞化が起きてくるっていわれているんでしょ。アメリカ企業は、ドル高で海外移転がすすみ大もうけしたけど、こんどはドル安だから輸出で儲けようとしたら、その輸出するものがない、ってわけ。賃金のやすい途上国に生産拠点が移ってしまっているので、そういう新興国は大幅な経済成長で貿易黒字となる。いちばん保護貿易に陥りやすい国が、いっぽうでTTP(環太平洋沿岸諸国経済協力)を促進する。円高であるニポンは、双方のいたばさみに立ち位置をもっている国なのだろう。
ニポンから発信される政策は、東西どこから見ても注目される。たとえば、「武器輸出三原則」の緩和などは、おそらく脅威とかんじる国もあれば、とうとう「死の商人」をはじめた、と揶揄する国もあるだろう。国内の雇用空洞化を防ぐあり方としては、アメリカは参考になりませんね。製造業から産業構造をIT産業、金融業に点検させたのがアメリカで、国内にのこったのは航空機と軍需産業だけ。自動車もカナダへ行っちゃったし、かつてのデトロイトはじっさいはなくなっているので、さて、輸出を増やそうにも、輸出するものが限られてしまっているわけ。
ニポンは、円高で海外へ出て行く企業は大いに出て行って躍進してもらって、国内では、どんどん産業構造を転換していく。それしかない。どういうふうに転換していくか。技術を背景にしたサービス業しかないだろう。(笑い)