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そういえばロイター通信のニュースに、鶏、豚インフルエンザなどの、新型インフルエンザに「シンダン抽出液」がきくと出てたな、ひぇーっ、これって、沖縄のどこにでもある雑木ではないか。いや、いや、雑木では、かわいそうだな。(笑い)今回のニュースで、ちょっと格上げ。(笑い)
この栴檀の木は、沖縄の代表的な踊り、カーチャシーの曲につかわれる「唐船ドーイ」の歌詞にうたいこまれるもので、こんな感じ。<音にも名高い大村御殿の栴檀の木 那覇で名高いホーイガジュマル木>って具合。つまり、沖縄ではどこにでもある木なのだね。
で、Wikipediaによると、
樹 - 街路樹、庭木、公園樹
果実 - 生薬の苦楝子(くれんし)として、ひび、あかぎれ、しもやけに外用。整腸、鎮痛薬として煎液を内服。
核 - 数珠珠
樹皮 - 生薬の苦楝皮(くれんぴ)として、駆虫剤として煎液を内服。
材 - 建築・器具用材
葉 - 強い除虫効果をもつため、かつては農家において除虫に用いられていた。
つまり、消毒薬として昔から庭木で知られていたってわけ。これの抽出液で、手を洗ったりすれば、ま、除菌効果はあるだろうなと予測できます。
で、ロイター通信の記事では、手を洗ったり、ウガイをしただけでは猛毒性の鶏インフルエンザには効果がないそうで、「表面がスパイクで覆われたウイルス粒子。スパイクでヒトの細胞に取り付いたり、細胞の中から出たりする。センダン抽出液を加えるとスパイクが消え、ウイルス粒子の一部が壊れた。ちなみに、「栴檀は双葉より芳し」の諺で知られるのは白檀のことで、ここでのセンダンとは別物」だそうですね。
つまり、新型インフルエンザのバンデミック(暴発)、最悪な事態の前に、治療薬が見つかったという、うれしいニュースですね。まだ、顕微鏡での確認段階ということらしいが、すでに抽出液の空中散布でもウイルスが死滅したといいますから、かなり希望のもてる発見です。