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朝5時00分 起床
気温華氏41度、摂氏4℃ 塩うがい、効果てきめん、風邪声だけど、痰がきれて、すっきり。発熱しかけたけど、これも引いたし。鼻と喉の通路にすこし痰(?)が絡んでいるが、これは鼻かみと、うがいで。除去。寝正月じゃ、つまらんし、風邪に細心の「ご注意」をして床屋へ。つうわけで、自分にご注意。「気をつけろ」といってみる。(笑い)「御」をつけているところが自己愛だね。 自己愛、つっても、これを時代状況にかさねると、危機の精神とかさなると思う、なぜか。 精神の危機といえば、毎年、3万名以上が自殺していて、それが10年間もつづいている、この社会の異様さの中で、自己愛を考えた場合、それがどんな姿で人々の心の中に佇んでいるのか、という興味深いことになる。そのあり方を考えた場合、いづれ、自己愛が具体的な形を帯び始めるときには、熱狂的に支持される<独裁者>という姿に置き換わっていくのではないか。 その兆候は、すでにあった。こまぎれな言葉の乱発、単純化されたスローガン、それに熱狂したかと思うと、反面では、言葉から重みがなくなって信頼感を失っていった。ワンポイント一言で、人々が動いていたし、それで一喜一憂した。意味を単一化し、直裁に発した言葉に、人々の感覚だけが熱狂して反応し、すぐさま日常から遊離した自己愛だけが浮遊していく状態。 この状態の中で、この10年間、あきらめの死出に旅立つ者たちがこの国に続発したのではないか。その数、30万人もの人が幽冥界へ旅立つ。 この国には、深刻な危機があると見なければならない。それを精神の危機と捉えた場合、自己愛がメデイアを支配するという本末転倒が当たり前になってくることに突き当たる。救いのない精神状態、つうか。自己のイマージュを、社会的なディメンションで実現することが不可能な時代になってきているのではないか。つまり、発達段階から鏡像がむすべなくなって来ている社会を、生きることは割れた鏡の中をみるようなもの、つうか。そんな割れた鏡の中から現れてくるのは<独裁者>なのだが、その現れ方は、ナルシシズムという前近代的な姿をとらないので、それが<独裁者>なのかどうか見分けがつかないという最悪な事態に直面する。他者たちの無意識につながっていないと、この<独裁者>は、見えないというしろものなのである。 なぜなら現実界から遊離した自己愛がさ迷うのは、自己の所在を捜し求めるわけだから。 つまり<自己>というのは、自己と自己のすきまにだけあるということ、そこにいる、もうひとつの自己、つまり、他者である自己と親和できたとき、世界が方法化されてはじめて<独裁者>がその姿を見せるのではないか、と。たとえば、こんな具合に、唐突に、あらわれる。 オスタリッチに進攻したトメニア軍の暴行を受け失意にあったハンナは、 ラジオから流れる床屋の演説を聞いた。 「・・・あの声は?!」 ハンナは顔が希望に満ちてくるのであった。 う~ん、なんだか出来損ないの文章だな、と、うとうとしている、大きな鏡の中で、髪をきってもらっている男にいった。。(チャップリンの「独裁者」の夢を見ていたようだ。)
by higatatsuo
| 2010-12-27 05:30
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