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きのうは通常国会の開会演説、菅首相ほか、各大臣の所信表明演説がありましたね。
いくつか拝聴しましたよ、首相所信表明の演説、外交演説、金融、財政の演説。
しかし、どれもこれも官僚の原稿を読んでいるだけ。
官僚の作文つうより、これまでのしんぶん記事を寄せ集めたような内容なので、まるで記者が書いた原稿
つう感じでしたね。
視聴しながら、原稿を書いたライターの姿を想像してあきれてしまいました。(笑い)
一昨年からの「マニフェスト」は、どこいっちゃったのよン、
と、頭の中を駆け巡りましたね。「マニフェスト」ってさ、影の内閣で検証してつくった、国民との約束、でしょ。それを党としての目標でしょ。それを放棄しちゃったら、民主党の議員へ投票した有権者との約束を破っちゃたわけだはず。(笑い)
しかも、マニフェストにないこと、メインに出して演説しちゃうなんて、面白すぎ、だよね。去年の「マニフェスト、そりゃ知らん」、つう、与謝野さんとかも閣内に入っているわけでしょ。
これってさ、国民から見ると、背信行為じゃないですかね。菅政権の変節、つうことじゃないですか。
ま、自民党時代に先送りされた、自民党でやれなかった課題を、民主党がひきつぐというのは、そりゃ、400名もいる民主党議員を、利用しているだけじゃないですか。そう考えると、先送りした自民党議員のはんぶんの票を肩代わりさせられちゃっているわけ。民主党の内部抗争の実質は、そこにあるわけよ。反小沢対親小沢の内部抗争といわれているけれど、実質は、自民党できなかったことの肩代わり容認派と、独自の「マニフェスト」選挙で国民との約束を守ろうとする独自派の戦い、つうことだ。
政党政治の王道を行くもの、との戦いだね。
では、菅政権が、自民党の政策積み残し派、半分と大連立できるかというと、あいても、政党政治の王道を行きたい勢力があるわけで、それも難しい、なぜなら菅政権放逐のための短期の大連立はするだろうけど、それはつまり、野党が、政権奪還をするための準備連立なのだから政権を獲得できるとなれば、即、バイバイ、だとシロートは思う。
どっちにしても、いまは二大政党制確立のための過度期ではなく、民主主義を定着するための変革前段階ちゅうワケだ。一歩後退していることを菅氏は気がついていない。春の統一地方選挙は、これじゃ、戦えないよ、と党にたよらない立候補者がでてくるだろう。彼らは、政党政治の王道を求めて行く。つまり彼らが新たな政党政治で真の民主主義の確立に動き出す議員勢力となると予測する。