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今朝、シロートが思いついたフレーズは、「開国は進んでいる、TPPは改国」だぁ~!!!つうこと。どういう改国かというと、戒告、つうことですね。(笑い)
開国ではありません。
すでにニポン国はそとにむかって開かれています。経団連に参加する多くの企業は、その株式の大半を外資が保有しているし、民族企業というものから、すでに脱皮しグローバル化しています。
そういう企業が参加する経団連がTPPの推進力になっている。
狙いは、規制緩和、官公庁許諾権の完全撤廃全面廃止、ルールをアメリカなみにすること。それによって国家主権の放棄ですね。関税自主権は、ほんの入り口なのでしょう、大げさでしょうかね。
つまり、考えなければ、ならないことは、国家主権の放棄、これです。
これに対して、むかしからある考え方の一つに、従来の国家観とは別に、地域全体で共有する部分を作ろう、という考え方がある。
国家主権の一部を共有化できないかという考え方。ニポン国内のTPP推進者の中には、これを主張して開国という考え方をしているようですが、アメリカは、つうと、「ルールを制する」ことが目的だから「一部共有」でなく、全面主権の放棄を求めていく。理想主義と資本主義の老獪がにらみ合っている構図なわけ。
ニポンの理想主義が、どれだけ西洋につうようするかは、「やってみなければわからない」のですが、弱肉強食の資本主義を放置したままでは、悪貨は良貨を駆逐するだけ。前原誠司氏が「TPPおばけ」という造語で指していたのは、たぶん、そういうモンスターのことなのであろう。ニポンは、安保条約で、日米同盟ということで、防衛主権の一部をすでにアメリカと共有化している。これに加えて関税自主権を撤廃するというのでは、おそらく、理想主義の破綻でしかないのではないか。
そのために、「バスに乗り遅れるな」「ルール作りに参加しよう」という安易なデマゴギーがながれる、じっさいは、それは自虐史観の理想論に他ならない、てわけだが、たぶん。
では、国家主権の一部を共有化できないかという考え方の理想を実現するためには、どうするか。経済のブロック化を食い止めるしかないなし、ルールそのものを覇権から独立させるしかない。そのためには「共有化」の土俵を、あらゆる国APEC参加国に開放するしかニャイのではないか。そもそもAPEC首脳会合でアメリカが突然、FTAAP(アジア太平洋自由貿易圏)を打ち出したのは、アセアン貿易圏、日中韓貿易圏、上海共同体に対するものであったはず。つまり、ASEAN+6/TPP+その他 ⇒FTAAP(アジア太平洋自由貿易圏総合土俵)つうわけ。ここのルールは、まだ出来ていない。