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朝5時00分
気温華氏79度、摂氏26℃ あいかわらず暑い夏日ですが、わずかに、朝晩の風に、秋の気配を感じますね。妻の妹のこどもが山形の田舎へ帰省して、帰って来たその足でわがやに、お泊りにきた。おみやげもって、田舎でつくたスイカ、トーモロコシ、ジャガイモ、持参です。 どうだったいなかは、って訊くと、たのしかったあ。ひとこと。海に行き、山に行き、真っ黒に日焼けしている小学4年生の女の子。山には、父親が小学生のころに通ったという分校もあり、そこへも行ってきたらしい、いまは廃屋となった父親の生家ですが、雪の重みで家がぺしゃんこになるんだよ、と跡形見てきいて、チョーびっくりしてきたらしい。 たしか、昨年は、ひとりで電車で山形までいって来たが、ことしは父親の自動車で出かけたらしい、わが家に来てパソコンを開いてゴーグルアースの地図で、行ったところを、おいらに説明する。 昨年は、しどろもどろだったが。 今年は、しっかり、こことここ、なんてマウスを動かして説明する。父親の田舎へは、毎夏、お出かけしいる女の子だけど、母親の田舎へは行ったことがない。なんせ外国だし。 妻いわく、「丸マルちゃん、真っ黒に日焼けしたね、ニポン人には見えないよ、フィリピン人みたい、あなたフィリピン人でしょう」つうと、 「違う」という。 「じゃ、どこ?」つううと、「日本人」だって。 「だって、真っ黒ジャン、日本人に見えないよ、どこから見てもフィリピーナだよ」と妻。 すると、「ニポン人だよ」と怒っている。 妻いわく、「じゃ」う~ん、ちょっと考えて、「ジャピーナだ」と。 ニポン人とフィリピン人の間に生まれた合いの子のことで、ジャパンのジャと、ピーナとをあわせた呼びな。山形から帰って来た真っ黒に日焼けした女の子、ふっふふふ、だって。 お泊りした翌日、もう一人の妹のところへ訪問。ジャピーナ、ジャピーノがいた。こちらはアイデンティティになやむ14歳。やっかいなお年頃。もう一人の、なやみを脱皮しかけている18歳の男子は、自転車で転んで左手を骨折していた。前回、あったときは髪を肩まで伸ばして無職でぶらぶらしていたが、久しぶりにあったら爽やかに髪を刈り上げていて、「この手の骨接ぎ手術は火曜日、全身麻酔でやるんだって」という。 「早く直さないと会社に迷惑かける」とかつぶやいていた。う~ん、こっちはアイデンティティ問題を<もう脱皮したな>と、おいら感じて安心した。青年は十七のとき父親に殴られて1年も家を出ていたし、そのうちの何ヶ月間かはうちに居候していた。 居候の期間中、おいらはなぜ父親に殴られたか聞かなかったけれど、オイラの家、「ここにいて仕事を探せ、仕事をやらなければ居候はさせない」といったら、せっせと面接に通っていたけれど、数ヶ月の間、なかなか世間の風は厳しかったらしい。年齢十八にならないと、なかなか就職口が無いというのが世間のようだ。 面接で、なぜ、十八といわれたんだ、と訊ねると、「使っても、残業させられないからダメだ」といわれたらしい。本人も、早く十八になりたい、といって、我が家から知り合いの家へ移っていったが、そこでも、しごと探しに熱中したようだ。やっと、十八なって念願のペンキ屋に就職、それから、しばらくして、父親の元へ戻ったようだ。 で、1年ぶりにあったので、彼の父親を前に、なぜ、あのとき、きみは家出したんだと尋ねると、十六から勤めていた会社を辞めて家に帰って来たら、おやじが待っていて突然殴られた、という。目の前にいる親父は、なにもいわない、むすこの怪我した左手を見て、しょうもないやっちゃ、仕事に差しさわりのあるようなケガするな、と。むすこ、「わかっている!!」と。うれしい訪問だった。妻いわく、「あんたうちに来ていたとき彼女いたでしょう」つうと、「わかれた」という。妻いわく、「当たり前だよ、働かない男とは世帯をもてないから女の子は分かれるに決まっている」と。 「逃げられたんだよ」と。おやじ。 そういえば、かれの親父と会うのは10年ぶりくらいだったろうか、もう頭がはげあがって急においらの年齢に近づいているような気がした。
by higatatsuo
| 2012-08-20 06:52
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