朝5時00分
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立候補しない宣言した民主党元党首の鳩山氏が政権交代後、内閣総理大臣になってから沖縄の基地問題が全国紙にチラホラあがるようになったけど、だいたい、米軍基地のことは本土ではあまり話題にされることはなかった。
沖縄で起きている事件や事故が、ほとんど、マスコミに上がることはなかった、あったとしてもべた記事ばかり。全国紙が<シカトする>、<無視する>、<話題にしない>、
そういう<神隠し>状態があった。
こーゆーの、情報弱者というのだろうか。
しかし、それでも地元紙がガンバッテ取材して発信するから、かろうじて沖縄問題が耳には届く。ジャーナリストの姿勢とともに、この国の防衛のあり方が伝えられてくる。
情報弱者から開放されたのは、インターネットの普及である。パソコンで、その日の朝刊が、全国紙なみに簡単に読めるようになった。しかも、政権が民主党にかわって鳩山政権が誕生するようになると、沖縄の基地問題は、全国紙でも、報道せざるをなくなった。
これはルーピー鳩山氏の神話をやぶる偉業であった。情報弱者の解放である。と同時に、情報の恣意的な報道がなされていくという<統治>装置としてのマスコミが偏在するということも明らかになってしまった。