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さいきんのニュースみてるかな、外圧利用した外国のニュースがめっきりなくなったでしょう。たとえば経済の問題ならFRBのニュース、アメリカの経済政策について、あれほど詳細に報道していたことがまるっきりなくなってニポンのお金の話ばかり。いま流通している倍の金を市場に出すというはなしばかり、かつてはFRBがじゃんじゃんドル札を刷っていたが。それが円札にかわっただけ。
円が国際的に基軸通貨になるだけの力を持つかというとそうではなく、たんに円札を市場に放出するだけ大量に、これなんででしょうか。まるでアメリカの手詰まりを肩代わりしているだけのよう。
では、なぜ、円とドルが、そういう裏表のカンケーになっているか、ここに注目。さて何ででしょうか。日銀の新総裁の政策は、「マネタリーベース」これで景気の「気」をしげきする。すなわち
「日銀券発行高」+「貨幣流通量」+「日銀当座預金」。これの2013年3月平均では、日銀券が82.8兆円、貨幣が4.5兆円、日銀当座預金が47.8兆円でしたので、マネタリーベースでは134.7兆円となります。これを数年間で2倍にするというわけ。
つまり、アメリカの「FRB」のように、ニポンがじゃんじゃん札刷りするということです。あとは市場へのお金の流し方ですが、短期国債だけでなく、長期国債も買い取って、金を市場へ出すということらしい。金がだぶつくと大抵不動産バブルが起きるものですが、そうはならない。たぶん、外国へ流れていくだけ。外国というのはアメリカ。その変のしくみは残念ながらシロートには分からないけれど、ニポンが「FRB」型の金融政策に転じたのには、アメリカの手詰まり感が現実のものになっているからだろうと推測します。