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気温華氏66.2度、摂氏19℃ けさのブルームバーグ紙に「安倍のミークスとコイズミークス」を比べる面白コラムが出てたので資料に放り込んでおきました。 外国の投資家たちがニポンの為政者たちの何を見ているのかよくわかる記事なので、ピン留めです。これ読んで考えたことは、安倍のミークス首相が円安・株高に誘導して、さて、つぎの「第三の矢」で経済成長させて、ニポン経済を再生しようと目論んだわけですが、どーも、その第三の矢が弱い期待薄の「吹き矢」になっている、それはなぜか、コラムは、その辺のところを指摘する。 ひとことにしていえば、「構造改革」への安倍のミークス首相の姿勢が不明確、ということらしい。コイズミークスでは、「聖域なき改革」で郵政民営化を実現したが、安倍のミークス首相においては「声域なき改革」と見られたようだ。 それで、参議院選挙後、秋口には「投資減税」などを盛り込んだ第四の矢を追加で放つというアジテーションを行っている。「ブルームバーグ」のコラムニスト氏は、「抵抗勢力に行く手を阻まれている」状態と分析しているようだ。安倍のミークスを推進する自民党新自由主義者たちの改革を阻む者、旧態然とした既得権益を握る者たちとの戦いというのだが、株の乱高下に騙されず、長期高金利の中で、行き詰っているようにシロートには見えているのだが。ここからの打開策はあるのだろうか。 どっちにしても国内設備投資へと資金がまわるようにならなければならない。 ドメステック企業は高金利のままでは社債の発行も、見合わすのではないか。 近く日銀の政策決定会合があるらしいからその後のコメントで、またまた、金融市場がどう動くか。シロートの考えでは、せめて10年以上国債の大量購入から短期国債へ大幅に購入シフトしたらいいと思うのだが、それで第三の矢のバックアップになるかどうかは分かりませんね。(笑)「ブルームバーグ」コラムニスト氏が、指摘する「改革をやり遂げる政治的勇気」が、国民生活を圧迫しないように祈るだけだね。政府・新自由主義者たちがGNIで「声域なき改革」などと言っても、それが「吹き矢」であることは、すでに投資家たちに見透かされてしまっているし。グローバル市場で、グローバル企業が「勝ち残る」という最大目標のもと、ドメステック労働市場を流動化し、外国人移住者にまで労働機会を開放すると、国内生産が向上するとはとうてい言えないし、新自由主義者たちの第四の矢で、そういう構造改革をするなどと放つと、おそらく安倍のミークス首相の改憲論まで揺らぎはじめるのではないかと予測する。 つまり投資家たちのいう既得権益者というのは主に官僚だとすれば、安倍のミークス首相のいうところの既得権益者というのは、国民そのものであるわけだから。ナショナリストが引き裂かれる瞬間であろうか。 【コラム】アベノミクスを「コイズミクス」と並べてみれば 6月6日(ブルームバーグ):「構造改革なくして景気回復なし」。日本の首相はこの標語を掲げ、規制緩和や女性の活用、貿易障壁の低下、法人税軽減、技術革新の促進、そしてデフレ終息を目指した。 この首相とは安倍晋三氏ではなく小泉純一郎氏だ。小泉氏は2001-06年にかけて首相を務めた。安倍氏が「アベノミクス」を打ち出すよりずっと前に、日本経済の改革に取り組んだ。安倍首相の経済再生計画について、日本国民が海外ほど熱狂しない理由は「前に聞いた話と同じ」だからだろう。 安倍首相が構造改革の詳細公表を再び遅らせても日本国民が驚かなかったのは、そのためだ。しかし、外国人投資家は明らかにショックを受けた。彼らは安倍首相の政策に期待したからこそ、日経平均株価を年初来で25%も押し上げてきたのだ。財政・金融に続く「第3の矢」である成長戦略を首相が5日の講演で具体的に肉付けすることを望んでいた彼らは、すっかり失望させられた。 これは悪い兆候だ。もちろん、安倍首相も最近の株価下落や債券利回りの動きを認識しているだろう。日経平均は5日、さらに3.8%下落した。投資家は、変化を望まぬ旧態依然の政治の場で首相がいつ、どのように、大胆な改革を断行するのか詳細を知りたがっている。それなのに、首相の対応は要するに「我慢してもう少し待ってくれ」というものだった。 なぜこうなったのかと言えば、規制緩和や男女差別是正、労働市場の柔軟化、企業統治改善、外国人の受け入れ、エネルギー政策などについて、安倍首相が自身の率いる自民党から全面的な支持を得るのは非常に難しいからだ。進もうとするたびに既得権益を握る者が立ちはだかるのだから、闘いは先送りというわけだ。 しかし、これらの改革が実行されなければ、歴史はアベノミクスの安倍氏を「コイズミクス」の小泉氏と同じカテゴリーに分類するだろう。改革に前向きな意図はあってもビジョンを実現できずにデフレに沈む日本経済を一時期に限って上向かせただけ、という評価だ。 小泉氏の首相当時のスローガンは「聖域なき改革」だった。確かに、当時最大の聖域の一つにメスを入れ、郵政民営化を断行。サッチャー英首相やレーガン米大統領の日本版だともたたえられた。 小泉氏が02年1月に自身の「第3の矢」を発表した際には、構造改革の手を緩めずにまい進すると語った。しかし、日本の活力と競争力を高めるために同氏が約束した策はほとんど全て、絵に描いた餅に終わった。 安倍首相がこれらのビジョンに新たな命を吹き込んだことと、実際に日本銀行に債券購入を倍増させ、物事を一歩前進させたことは素晴らしい。しかし、改革をやり遂げる政治的勇気が首相にあるかどうかはまだ分からない。投資家に待ちぼうけを食わせた5日の判断は、期待が持てる兆しではない。(ウィリアム・ペセック) (ペセック氏はブルームバーグ・ビューのコラムニストです。このコラムの内容は同氏自身の見解です)原題:Abenomics Is Already Old in Japan(抜粋)
by higatatsuo
| 2013-06-09 08:20
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