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自衛権解釈の変更に反対する日本人が、新宿南口で、焼身自殺をこころみて世論に訴えた件、海外メデイアがいちはやく報道し、ニュースが世界を駆けめぐった。
matome.naver.jp/odai/2140405501468783601 BBC News-Japanese man sets self on fire over military rule change. AFP 通信― Tokyo man sets himself on fire in protest against Abe-The West Australian. Cannel News Asia, CCTC-中国、The Telegraph, The Voice of Russia,Handelsbatt, コッソエレ・デッラ・セーラ-イタリア、アル・ジャジーラーカタール、デイ・ヴェルトードイツ 地元のニポンの報道機関は、世界でこんなにニュースになっているという間接的な紹介で、遅れて、事件の報道をはじめたが、某エッチ系国営放送は、まったく取り上げず。 理由は、追随者が出ないよう報道を控えたということらしい。つまり、「あおり」になるようなニュースは、自粛する、そういうことのようだ。しかし、なぜ、海外の主要なメデァ、マスコミが大々的に、報道しているか。それを考えると、どうも、国内報道機関と、海外報道機関との間には、大きな溝があるようだ。 今朝は、この溝について考えてみた。 ちょぼちょぼの考えでは、海外のメデァは、「こんなことニポンで起きるのは珍しい」と、「おどろき」で報道している。つまりニポンのイメージと、行為との落差、これに、驚愕して報道しているように見える。 その驚愕は、憲法と、解釈改憲を意図する政府との落差に比例する。ここに世界各国のマスコミ人は、このニュースが報道するに値する価値を認めているようだ。焼身自殺も、解釈改憲も、平和憲法の下では、ともに「起きうるべきものでない」という驚きである。したがって、世界のマスコミ人は、ニュースを通して、立憲主義とはなにか、民主主義とはなにか、そういった考えるきっかけになるニュースの提供という姿勢である。 そういう世界のメディアのスタンスに対し、焼身自殺の追随者が出るかもしれないので「あおる」ような報道を差し控えた、というのは、一見正当性のある考え方ではあるが、じつは、世界のメディアから見ると、後退した報道姿勢なのではないか。それを示すのが、各国のメディアが、こんなに騒いでいるニュースとして、間接的に、遅れて、自らの足元のニュースを伝えているという事実だ。新鮮なニュースでなく、旬を過ぎた、しおれかけたニュースを伝えている。 インターネットの投稿サイトでは、すぐに現場から写真が、送られていて、リアルタイムに画像を見ることができた。 外国メデイアは、これらの画像からニュースを取り上げたかもしれないが、しかし、メデイアなりのニュース価値を発見して、すぐさま、世界に発信したのだろう。 発信したニュースに込めたのは、読者に、立憲主義とはなにか、民主主義とはなにか、読者に、そういった考えるきっかけとなる、新鮮なニュースを提供したのに対し、他方、ニポンのマスコミは報道しないのである。 つまり読者の考えるきっかけとなる報道をしない、ということ。なぜかというと、真似をする人の再生産をしないため。コントロールである。読者に思考する機会を提供するか、しないで統率するか、そこがニポンと外国のマスコミの違いのようだ。 この構図は、沖縄問題の報道に対しても同じである。地元紙では、報道される国家の重要な決定なのに中央紙では、まったく記事となっていない、つまり、取り上げないことで目隠し大作戦をけっこうする。沖縄の基地問題だけではない。目隠し大作戦は、重要ニュースを隠すために、人々を「あおる」ようなスキャンダルをぶっつけて、じっしつ「取り上げない」ことと同じ効果を持たらす手法も使われている。サッカーワールドカップで大騒ぎしている中で、自衛権解釈問題が与党内で合意されて、きょう内閣決定されるという報道だ。民主主義を悪用し、立憲主義を破壊する、海外メデイアとは、まったく真逆の国内マスコミになっているように見える。 この先に見えているのは、海外渡航禁止、鎖国、資産の持ち出し禁止(送金の停止)などであろう。それに向けて、ただいま、破壊中です、たぶん。
by higatatsuo
| 2014-07-01 07:40
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