朝3時30分起床
歌った時はいい気でいたが
録音きいてこりゃいかん (長谷川四郎)
朝から声出して笑っています。『転換の書-メ・ティ 』を少しづつ読んでいますが、並行して『中国服のブレヒト』も。開いたとたん、長谷川四郎さんの都々逸(?)に、思わず吹き出してしまいました。きょうは、こいな調子で読書。しかし なかなか手ごたえがあって、午前中、なかなかペ-ジを繰ることができず、難渋。というか、やっぱ一語一句が面白い。突然、コイナさん談議が登場したり、ア-レントが出てきたりして、その都度、押し入れから該当本を引っ張りだしてきて、ふむふむ、やってメ・ティにもどるので、遅々として進まないのだよ、これが。若いころ読んだときは、乾いた文章でえらくロジカルだなあ、という印象で読み流した本ばかりですが、いまは一語一句が魂を持っているような感じですね。
お昼すぎて腹減ったので、沢庵一切れ齧って、散歩へ。玄関でるとき、口中、こりこり、だいこん噛む歯音がいいらしく、女房が、なに食べテンの、ときくので、ひょいと一切れ放り込む。・・・もぐもぐコリコリさせながら、ニィ-ッと、いい顔するので、水筒のふたに水を少々入れ、これ口に含んでごらん、と渡す。おお、満面の笑み。そ、そ、それ、それ、沢庵の甘さ。三歳頃から記憶している、わたしの味覚よ、ってなわけで、女房とふたりでニィ-ッとしました。・・・おかげで散歩の予定が買い物に変更となりました。