朝4時35分起床
気温華氏44度、6℃、冷たい北風が吹いていますが、朝日があったかいので、しのぎやすい感じ。「仕事日よりだなあ」とは、従業員の弁。東京湾は、すこし波がありますが、漁船が数隻出ています。大きな貨物船も、遠くにちらほら。
沖縄では先週、黄砂が飛んだそうですね。春の気配というより、それが島を覆い尽くすと、一年ぶりに帰郷する進貢船の入航してくる気配という感じです。前年夏の南風に押されて中国大陸を目指して出航し、福州へ渡り、年が変わったところで、強い西風を待ち、帰ってくる。そんな風頼みの航行で、琉球王府は貿易を行っていたんですね。
中国から降ってくる黄砂は、やがて交易船の、帰郷の便りなのです。きのうは「転換の書 メ・ティ」の中で、自分の思いを通しながら自然に任すというところを読みました。コルフォーズの形成のことを言っているんだろうと想いながら、わたしは、琉球王府の交易について頭の中でチカチカしていることを察知していました。はて、どう結びついていくのか。