朝4時00分起床
気温華氏44度、6℃、今朝は薄い雲の、曇天ですね。東京湾は、大型のコンテナ船や客船、小さな貨物船などが、内海、外洋、ともども向かって航行しています。つり船は、そうとう遠くの沖合いにかすんで見えています。きっと釣り人の獲物のねらいが変わったんですね。深場の魚ってなんだろうか。
ここ数日、東京湾は大潮がつづいていますが、それとカンケーしているのでしょうか。
猿島と馬堀海岸との間に養殖ワカメの棚があるのですが、わたしは毎朝、それを眺めながら通勤しています。最近は潮位にあわせて大津の漁民が毎日、棚網の高さを調整しているようです。小船から身を乗り出しての作業風景をよく見かけます。目測ですが、潮位差90cmは、ありそうですね。何と比較しているかといいますと、新港へ入る、いつもの航路灯が背高く見えていますし、ワカメの棚のサオも高く見えています。
職場に入ると、すぐ前の入り江では、底引き網の漁船が重そうに、えっこら、えっこら、網を引いて難儀そうに海をかき分けていますが、なかなか、前にすすみませんね。職場までエンジン音だけが響いてきます。水の中のくぐもった、その音がわたしは好きですね。
夕べは「転換の書メ・テイ」から、世界像をつくるな、をよみました。「ひとつのイメージを創出するのは世界の全体だが、そのイメージが世界全体を把握しているわけではない。」そうですね。把握できるのは、個々のできごとだけですもんね。