資料引用:いろいろ調べ
見出し:調べているのは、「死人に口なし」の教訓
谷垣自民党幹事長が、趣味の自転車で転倒し、入院した、というニュースがある。はじめ、自民党は、軽症みたいに発表し、念のため、精密検査で入院、と報じていた。
すぐにも仕事復帰できるようだった。
しかし、さいきんは、頚椎損傷で、手術した、重症であった、とを報じている。
ご存知のように頚椎というのは骨の中に髄がつまっていて脳からの指令を伝える神経の通り道だ。それが損傷するということは、脳からの指令が断絶するということであるから、下半身に、脳からの電信が伝わらない。つまり下半身不随の状態だ。重態である。
思えば、首相在任中だったか、前方から来る自転車とぶつかって転倒し、顔を怪我したことがある。
あのときも感じたのだが、自転車は、ふつう、正面衝突するような走り方はしない。今回は転倒したということだが、自転車はふつう走行中に障害がなければ転倒などしない。
自動車と同じでルールを守って通行する。
何らかの理由で暴走するときは、自動車なら機械的スピードが出せる。アクセルを踏み込むのだが、しかし人力の自転車では、そうした構造はない、自動車ほどスピードは出せない、だろうと思う、とくに東京の街中では。競技自転車でも、そうである。
街中、河川敷、どこだって、あっちこっちにカメラがあるので、走行状態はすぐにわかる。
したがって、谷垣氏の走行状態と、事故状況は、すぐにわかるはずである。それが、報じられていない。なぜだろう。自転車マニアとしては、頚椎損傷で、手術が必要なほどの怪我なら、自転車だけでは起きないとおもう、たとえ、スピードを出しての転倒でも、そんな重症にはならない。
世の中、不思議なことが起きるものであると、谷垣氏の事故から学んでいる。
死ななくて、よかったね、と安堵するばかりだが・・・。真実は、藪の中だろうか。
「これから国会では、自民党が憲法改正にどう取り組んでいくのかが大きな焦点となりますが、カギを握ることになるのが自民党の幹事長です。連立を組む公明党に加えて、野党第一党の民進党とも話し合って議論を深めていかない限り、憲法改正の実現は難しくなるだけに、自民党幹事長の役割は今まで以上に重要になると言えます」(記者)
様々な声に耳を傾け、調整役を果たしてきた谷垣氏。安倍総理の判断が注目されます。