朝4時30分起床
気温華氏73度、22℃、朝方、カスミのたなびく中、大型貨物船が東京湾を出入りしていました。漁船、作業船など、数多いですね。きのうのカモメ、今朝は見当たりませんでした。だいぶヨロヨロしていましたから、職場をうろつく野良猫に狙われるんじゃないかと心配で、従業員と対策を話していたのですが、無事、夜を明かしたか、ちょっと不安です。抜けた羽や格闘の気配が残っていませんので、たぶん、だいじょーびでしょ。
ところで、わが職場、動物の墓が5基あります。カモ2基、野良3基です。墓は、従業員がプラントの片隅につくったのですが、それぞれテキトーに土盛りして十字架をのせてあります。死因は、ほとんどが老衰か病気のようです。行路死亡人(ゆきたおれ状態)よろしく、構内の芝生で息絶え絶えしている動物を、従業員が見つけ手厚く看病し、食物を与えるのですが・・・。
今回で、これにカモメが加わってくるのかとひやひやしましたね。
さて、きのうは帰宅途中、古本屋めぐりしました。めぼしい本を2・3冊みつくろって三百十五円でした。村上春樹の「パン屋襲撃」ほか。読みながら夕食のカレーライスをぱくぱく食べていましたら、「転換の書 メ・ティ」の読書をすっかり忘れてしまいました。本来なら「ブルジョアー世界の国民会議」というところを読んで、この社会の天下り官僚の行き先団体が、いかに生産者や労働者や無産者と対立した<新階級>を構築しているかについて言及するはずでしたが・・・。 たとえば、資格社会といわれるように無数のライセンスの種類がありますが、この資格を与えることで管掌している団体、この実態はなんでしょうかね。メ・ティ氏の言葉によると、「生産する人々の上にいる」人々なんですね。ブルジョワーとの対決だけでなく、この<新階級>との対立が、現代の階級社会であるということです。