朝4時00分 起床
気温華氏61度、16℃、くもり、そして、小雨、今朝の東京湾は、貨物船の数が多かったですね。海底作業をしている作業船の煌々とかがやくライトがいくつもある中、自動車運搬船やコンテナ船が黒い巨体を浮かべていました。
マグロを運んでくる船も、大急ぎで、横須賀新港へなだれ込んできました。海は凪いでいますが、小雨にけぶって視界は、だんだん近くなっています。自民党の党規委員会、先の郵政反対派の9名を除名しましたね。懲罰人事という声が聞こえてきますが、クーデター未遂事件であってみれば、むべなるかな、という感じ。異常というほかありませんね。党内で、ますます発言しにくい状況が出来てきているようです。これで小泉首相の総裁任期が、切れたとき、どういう執行体制になるか、注目ですね。
ただ、この間のゴタゴタの中で、政治家の信念について、わたしは考えました。ひとつは、小泉純一郎首相、もう一つは、最後まで、反対票を投じて有権者を裏切らなかった元大臣の平沼赳夫氏、この二人の政治家の意思は、まれにみるものですね。良い悪いでなく、選挙で自分を支持した<有権者>の投票結果を、信念を押し通して<裏切らなかった>・・・。小泉さんは、政権をバックにしているから当然で、やはり評価は、平沼赳夫さんに分があります。ほんとの評価は後世の歴史が下すでしょうが、その<信念>には敬意を表したいと思います。
とくに、クーデターなどと、政策論いぜんの抗争に位置づけた自民党執行部の、この罪は重いだろうと、わたしは考えますね。官僚と一体化した政治家に<堕落>したその精神は、やがて、大きな審判があるだろうと予測します。
それにしても死に体だった自民党を、これほど巨大な勢力によみがえらせた政治の<大衆迎合主義>には驚きですね。しかし、いまの状況は、政治の<安楽>全体主義の劇場を見ているような感じです。