朝5時00分 起床
気温華氏66度、18℃、おだやかな朝ですね。今朝は、曇りですね。うっとおしい限りです。うっとおしい、といえば、世間は、なんだか荒々しいですね。
<ますらおぶり>が横行しているというか。
一つには、自民党の憲法改正案が発表され、軍事力の保持を明確化していること、二つには、厚木に米軍司令部が設置されること、辺野古には新基地建設で沖縄基地が強化されること、三つには、横須賀に原子力空母が配置されること、そんな具合です。
アメリカの戦略再編構想では、ヨーロッパから徐々に撤退する方向なのに、ここ東アジアには、どんどん軍事力が集中し始めていますね。やっぱ、世界の火薬庫は、ここなんでしょうかね。下司のかんぐりしますと、小泉首相の<靖国参拝>は、アメリカと話し合ってわざわざやっているような感じですね。主体的な参拝に見せかけて、実は、米軍の軍事力強化にお墨付きを与えている<宣伝諜報活動>のいっかんでしょうかね。
なぜ、そう思うか、その根拠。・・・・それは、普天間基地移転問題をめぐる今回の辺野古沖案の、二転三転のやりとり。日本案と、米軍案が、けっこう、コロコロかわって報道され、けっきょく1996年にアメリカが構想した1800メートル滑走路付、軍港施設案に近くなったではありませんか。今回発表されたのが辺野古沿岸案といいながら、じつは1996年の大浦湾まで延びた滑走路案ができそうですね。是は、大型艦船の出入り可能な深い大浦湾まで延びています。
単なる普天間基地の移転なら、そんな大規模な代替基地はいらないはずですよね。
そういうことから総合すると、アメリカの軍事戦略の中に、日本は、どっぷり組み込まれているのではないか、そういうことでしょうね。その動きに合わせて憲法を改正し、<戦争できる軍隊>を日本に創設するということでしょう。
ここ20年間のアメリカの外交を振り返ってみると、いろんな武力抗争をやってきていますね。あっちこっちで戦争をしながら軍事力で経済を活性化している節が感じられます。日本は、バブルとその崩壊を通して、アメリカの共感を得られない資本主義のあり方に屈服したんでしょうかね。