朝5時00分 起床
気温華氏47度、摂氏8℃、昨日は、雪をかぶった富士山が、くっきり見えていましたが、今朝は、カスミの中、東京湾も、カスミの中、くもりで、朝日も見えず、でした。自動車運搬船など大型船舶だけが、うっすらと見えていましたね。
もう、11月ですね。早い、なんで、こんなに時間の流れ去るのが速いのだろう。この感覚、どういうことと関連しているのでしょうかね。小さな達成感の積み重ねが時間を早くするのだろうか。空間的なひろがり(満足感・充実感・達成感)などはないのに、ね。・・・すると、限りある<老い>の予兆が意識下に、時間をカウントさせているのだろうか。
つぎつぎと、ぷれっしゃーを体内に取り込んでいく生き方もあるでしょうが、それも若いうちですね。五十肩が出るようなこのごろでは、からだも、あっちこっち油切れの機械のようにギシギシいいます。沖縄の地元2紙を読みますと、普天間基地の移転問題ですが、やっぱ、どう考えても国の姿勢は変な気がしますね。現行の民間共用案を後退させて、あらたな沿岸設置案をまとめ、それの影響する兵舎を取り壊し、その取り壊した分の新兵舎を日本側がグアムに建設し、海兵隊の移転に当たるという。そして、沿岸には、1800メートルの滑走路を、深度のある大浦湾まで伸ばす。96年の米軍案では、そこに新港を建設し、海軍を置く計画なである。
これは、基地の縮小・負担軽減という沖縄県民に対する政府の公約を踏みにじるものであるとどうじに、さらに基地強化に、費用を負担するということではないか。
座間キャンプに司令部を設置するという米軍案に対しても、日本政府は、神奈川県民を無視したようですね。松沢神奈川県知事の記者インタビューを読むと、防衛庁は、指令部設置について、また、横須賀への原子力空母配備について、再三再四、詳細は知らない、と回答しながら突然、米軍発表という形で公表したら、それに協力するという、そういう国としてあるべき事前交渉を放棄したかたちで追従しているのは、だまし討ちではないか、そういうニュアンスで語っています。沖縄県民も、神奈川県民も、ないがしろにされているというのが現状のようです。
だんだん国として、老いていく姿をわたしは見るのですが。あっ、<時間は他者なんだ>よ、その他者である国が、主権者との<交換>を拒否して、別の時間を流そうとしている。「ないがしろ」というのは、別時間を流しているということなんだね。レヴィナスが、戦争の経験を得て獲得したのは、そういうことだったんだあ。