朝5時00分 起床
気温華氏44度、6℃、夜明け前から濃い、モヤが立ち込めていますね。街頭の明かりの下も煙っていましたので霧かと思いましたが、モヤ、モヤ、もや~っと、晴れない気がします。胸の中に何かくすぶるものがあるんですね。
今朝は、なんだろうか、と考えるところからスタート。ながめる東京湾も深いモヤの中ですし、みえる船舶もうっすらと暗中模索の航行のようです。まるで民主党の航海のようですね。民主党、あっと、思い出した、きのうの党首の京都での演説、それそれ、それだよ。
原因は。・・・・ああ、ああ、絶望的、ダメだねえ。
なにがダメかというと、憲法九条1項はのこして、2項は自衛権に改変するというんでしょ。それじゃ有名無実で、自民党案の追認じゃないですか。<戦争放棄>なんて、すでに昭和3年だっけ、アメリカ、ヨ-ロッパふくむ多くの国々によって締結されたにもかかわらず、有名無実、骨抜きにされた宣言でしょうに。第2項に、こそ、日本国憲法の独自性があるんですよ、世界にない、(コスタリカにはあるんだっけ?)、本当の独自性がそこにある。
それを有名無実にする自民党案には、まっこうから対案を出すのが野党第一党の存在価値でしょうが。アホ、間抜け、ボケなす、そんなの庭に植えたって食えたものではないよ。自衛権というのは、放棄していない、潜在的な固有の権利というのが定説なら、それを放棄していないというだけで十分でしょ。軍隊を持たない、しかし、現実には自衛隊というのがある。その矛盾を統一するという意味での憲法改正なら、何も改正でなくて、これまでやってきたように特別措置法でいけるじゃないですか。
いろんな特別措置して、憲法を拡大解釈してきて、それで充分成り立つロジックを駆使してきたのが戦後の民主主義政治でしょ。そこに議論の場があっったんでしょ。その結果、矛盾が拡大したから<整合性>を求めて<憲法改正>なんて、軒をかして母屋を取られた<思想>でしょうが。本来なら、矛盾解決には、特別措置を引っ込めて行く議論が、すじってもんだよ。なんせ特別な措置なんだからさ、憲法は、大きな国の舵、方向性なんだからさ。舵取りを変えれば、すばらしい方向にすすむとは限らないじゃないか。第一、戦前の舵取りだった<天皇>を残しておくことで、戦後統治がうまくいったし、今日があるわけで、です。<整合性>をとなえるのならば、天皇の責任も当時、問われなければならなかった。しかし、そうはならなかった。ならないで行けるのが日本の伝統的な<ものの考え方>というもんだよな。と考える、「ちょぼちょぼ人間」は、ちょー保守派か。右翼か。