朝5時00分 起床
気温華氏34度、1℃、芝生のなかに霜が立っていましたね。ザクッザクッと踏みしめて歩くのが好きなんですが、きょうは、その楽しみをやりませんでした。今朝の東京湾は、ちょっと混雑状態のように見えます。浦賀水道の狭いところを、いろんな船が航行していますね。
さて、昨日の建築構造偽装問題の証人喚問、テレビ中継を見ました。あいかわらず責任のなすりあいに終始していましたね。元請・下請けの関係は、圧力関係に決まっているジャン。仕事がなくなると思えば違法でも何でもやるという下請けの人間にもあきれますが、生活を脅かすような言動をして、言いなりにやらそうという抑圧者は、なお、悪い。書類を改ざんし違法なことは下請けがやっったんだから元請には、責任はないという自己弁護に終始していましたね。
こういう構図は、支配と被支配の抑圧関係ですよね。下請けに、どんどん責任を転嫁していって犯罪者を仕立て上げて罪をかぶせ、抑圧者は、のうのうとしている。こういう大きな悪者の、吸い上げた金が黒幕を通じて政界にばら撒かれるんでしょうね。松本清張の小説でも読むような構図ですね。いまのところ司直の手が黒幕に及びそうにないので、偽装設計をした当事者の命は狙われていませんが、追及の手が核心にいたるころには、命の犠牲者が出て、事件がうやむやになるというのが、この手の小説のパターンです。
そういう犠牲者が出ないうちに関係者を保護して欲しいものですね。それによって小説より奇なる現実の相貌が、明らかになるのではないでしょうか。すでに1名犠牲者が出ているのですから、第2、第3、とでて欲しくないものです。制度不備から欠陥不良マンションを買わされた人々がバカを見る世の中であっては、何のための証人喚問かも分からなくなります。