朝5時00分 起床
気温華氏36度,2℃、そろそろ寒さがゆるんでくるころでしょうか、テレビニュースでは、さかんに、これまでつもりに積もった雪の<大規模なだれ>に注意するよう呼びかけていますね。日本海側の積雪地帯は、春にかけて、なだれ、洪水、地番のゆるみなどに、要注意ですね。ちなみに、 この冬の被害、死者70人、家屋つぶれ、たくさん、だそうです。
事故は、山間の老人所帯の多いところほど、家屋が多く破壊し、雪かき作業での、事故も多いようですね。降雪は、むかしも今も変わらずありますから、それに対する人間の側の対処方がかわって来ているのだろうと思いますね。とくに地域のつながり、結い組織など、助け合うことが老齢化の進行で出来ない状態なんでしょうかね。都会へ出た若い世代とのつながりも希薄になって、だれも応援に行かない。また、過疎地域の郵便局が淘汰されるような構造改革で、ますます豊かな都会とかけ離れていくので、僻村の存在は、社会サービスからも、見放されていく、そんな状態でしょうか。
そういう現実に自衛隊が動員されている。なんというか、「小さな政府」というのは、中央官庁の規模を小さくするという意味なら分かるような気がしますが、社会サービスの負担を地方にゆだねて、管理監督権限だけ中央に持っていこうという<小さな政府>構想なら、国土荒廃して山河残るイメージですね。三位一体改革の中味が、どういうものなのか、ここは注目です。
「地方で出来ることは、地方で」と、小泉首相は、バカの一つ覚えをくりかえすだけですが、地方に財政負担をしいて逼迫すれば、さらに、大規模災害が予測されるときには、どうするのだろうか。アメリカで去年、台風被害があって、ブッシュ政権の戦費浪費から、復興費用が出せないという醜態を見せましたが、そういうことにならないよう国民を大事にして欲しいものです。