朝5時00分 起床
気温華氏43度、6℃、夜明け前は、東の空が曇っていて、日の出はなかったのですが、雲の上に出た太陽は、あったかですね。眩しいくらい。東京湾は、朝モヤの中ですが、工事用浚渫船や、漁船、大きな貨物船などが、多数浮かんでいます。今朝気がついたのですが、事務所の大トビラの上に、スズメが一羽、営巣せずに、夜を明かしていることが分かりました。いぜんは、つがいのスズメが、巣をかけて、タマゴを抱いていたところ。幾度か、カラスに壊されタマゴが落下して破損させられた、苦い場所。
そこにスズメが、一羽だけ暮らしています。前のつがいの片割れだとしたら、ちょっと悲しいドラマが想像されますが、ここは別の独身のスズメということにしておきましょう。連れ合いが見つかれば、また、ここに営巣するかもしれません。
さて、朝のテレビニュースですが、金正日さんの中国旅行の話題がしきりと報道されていますが、中国、アメリカ、韓国、北朝鮮のうごきに対し、ニポンは蚊帳の外ですね。蚊帳の外とは言っても、はるかに遠く、トルコあたりでなにやら、札びら外交をしているようです。東アジア外交は、アメリカへ<一任>て、こってすかね。国内では、国交省で何やら、高速道路計画の建造実施案がぶちあげられ、小泉改革の不毛さ・いい加減さが露呈しているようですが。
しかし、これは、小泉さんの作戦なのか、改革の後退なのか、見方が分かれるところです。
「ちょぼちょぼ人間」は、両方の側面を見ています。
一つは、小泉再登場の世論喚起、つまり待望論を作り出すための操作か、もう一つは、利権移動がすんだので、もとの無駄遣い体質に戻しましょう、という動きで、小泉さんの勇退、ご苦労さんでした、という二つの側面です。
小泉さんが、偉大な首相なら、ここは、国民に支持された<待望論>を喚起して、続投を画策するでしょうね。小泉チルドレンを、無派閥という<派閥>につなぎとめていることの本質は、この<待望論>しかないでしょう。この宣撫工作に、マスコミがうまく便乗すると、可能になる作戦ということでしょう。これから9月の自民党総裁選挙までに、郵政事業をはじめいくつもの改革後退のニュースが飛び出してきて、「やっぱ、小泉さんじゃなきゃ、改革はすすみません。国民の皆さんが、やれって支持するんじゃ、やらないわけには行かない。男、純一郎、老骨に鞭打って、ここはがんばりましょう」ということになる。
そうなると、いっぽうで、民主党が解体もする。そういう憂き目こそ、大連立となるというものです。さて、さて。物事を文脈的にまとめようとすると、妄想的なストーリーが可能になるなあ。