朝5時00分 起床
気温華氏31度、-1℃、雪ですね。横須賀で積雪3センチ以上なんて6年ぶりかな。いちめん真っ白の雪化粧です。ほんと静かな朝ですね。
米軍基地で、兵士の夜間外出禁止となっているため、繁華街も静か、これが本来の街の姿ですよね。住宅街の中も、自動車に雪が被っていました。
横須賀・厚木など、ここのとこ、酔っ払い兵士の不祥事がつづいているアメリカ軍です、夜間外出禁止しただけで、兵士が街中を闊歩しないだけ、落ち着いた、いい町並みに見えます。米軍の綱紀の乱れは、だんだん沖縄なみになっていくような気のするきょうこのごろですもんね。
このことを今朝は、ちょっと記しておきましょう。
外国人犯罪ということで、ちょっと、視点をかえて統計的に見ると、なおいっそう明確にみえるものがあります。日本で発生する外国人犯罪の多くは、アメリカ軍の兵士の不祥事だということです。
これまで4000件発生したうちの約6割を駐留米軍兵士の犯罪が占めるそうです。しかも、さらに、そのうちの、6割が、沖縄で発生しています。地域に偏っているのは、それだけ基地負担が大きいということですね。
先日、F15戦闘機が沖縄の津堅島、東方訓練海域で墜落しましたが、東京では、ほとんどニュースにもならない状態ですね。横須賀で起こった殺人事件の報道に比べ、その差は歴然としています。まるで沖縄で起こる米軍の事件は、対岸の火事みたいな状況ですね。
そういえば思い出しました。沖縄での米軍の<夜間外出禁止令>は、綱紀粛正というよりも、<経済制裁>で実施されることが間々ありましたね。基地依存型の経済でしたから、兵士が街に外出してお金をつかわなければ、干上がってしまうようなイビツナ経済構造でした。そのため、基地に反対するデモなどがあると、オフ・リミット発令して、兵士の外出を止め、お金の流れを遮断しました。そのため飲食店街など、悲鳴をあげました。
米軍は、沖縄の人々を分断操作する手段に、これを利用していましたね。基地には反対だけれど、飯は食えなくなる、そういう経済との矛盾の中でアデンティティーを形成してきたのが沖縄人です。 植民地支配というのは、人間にそういう意識の矛盾状態をもたらすことを言うのではないでしょうかね。この状態は、魂をへしまげている状態ですね。