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朝5時00分 起床
気温華氏38度、3℃、小雨の中、出勤。東京湾は、モヤの中。政治家もモヤと闇の中。 アメリカ牛の輸入再停止、それをめぐる手順の倒錯と国会紛糾、マンション強度偽装問題、ダイブドアの証券法取引違反、ヒューザーの訴訟、マンション購入被害者のヒューザー倒産(財産保全)訴訟、麻生大臣の天皇靖国参拝発言、世の中、どうなっちゃってるの、という感じですね。しかも、防衛施設庁トップの官製談合まで出てきました。 一般国民は、もうわけわからない、状態ですね。 そこで<もうわけわからない>という、情報の目くらまし戦法について、きょうは考察します。このいろんな出来事を、「ちょぼちょぼ人間」の脳みそで、まとめて考えちゃうと、こうなるよ、という文学的<紐解き>をします。いや、ミステリーとして、世の中を眺めましょうか。 ヒントは、小泉首相の発言にあります。 小泉首相は、先の国会のアメリカ牛肉輸入問題で、<構造改革と結びつけて考えるべきでない、と。そう声高に言ってますね。実は、構造改革と結びつけると、すべてが氷解する現象ですね。これを必死に<カンケーない>と、火消しする発言ばかりしていますよね。 なぜ、火消しするか。まず、構造改革とは、何なのかを考えます。簡単にまとめると、<規制緩和>、そして<行政負担の軽減>、その2点が、構造改革の主目的です。 この2点を行なうことで、民間の活力を呼び起こそうというのですから、当然、、規制緩和してルールを緩めることになりますから、経営者が動きやすくなる。動きすぎて、法律すれすれ、つまり規制緩和の灰色ゾーンまで突っ走ることで、大きな収益が見込める可能性が出てきます。この動き・活力が、現行の法律に触れていなければ懲罰・罰則を適応しないわけです。 規制緩和と現行法の灰色ゾーンを行くには、もちろん、新しいルールのない第三の道ですから、そこに民間の活力が生まれます。この活力を統御する新しいルールも、法整備されていませんから、ダイブドアのように違法ではないけれど、<あやしい>商売が行なわれることになります。資本主義社会での、民間活力というのは、この灰色ゾーンをいかに開拓するか、それが企業経営者に求められる手腕ですから、行政は、それを見ながらルールをつくっていくということになります。このルールつくりに、行政負担がいくらかかるか、実は、それが大きな問題ですね。 行政負担の軽減を図るのが構造改革の目的なのに、新しいルールを監視・監督するための行政にいくら費用がかかるかは、分からない。しかも、後追いの行政システムの構築ですから、マンション偽装問題の建築許認可の制度不備なんてことは、いくらでも出てきます。 こういう不備の中では、官僚も、勝手に制度仕切りをやり始めるようになります。現行法律で決められている、2年間の天下り禁止をクリアーする財団法人を作り、2年後の天下り先を発掘するために、官製談合システムを構築し、その受け入れ具合で工事の発注がなされるようになります。もちろん談合以外、現行の法律違反をしているわけではありませんが、こういうシステムがつくられることに、限りなく灰色を感じるのは、納税者ですが、法に触れていませんから、バレるまで野放しです。実体が明らかになって、やっと、新しいルールがつくられ、それから適応される後追い作業です。 小泉首相が、構造改革と結びつけるなというのには、こういう制度のスキマをぬっていく企業のあり方と政治家が強く結びついているからにほかならないわけです。しかも、早急に、新しいルールをつくると、それに引っかかる企業が、さらに多発するんですね。 小泉さんは、だから、構造改革とは<カンケーない>と火消ししているわけでしょう。 おや、まあ、今朝の「ちょぼちょぼ人間」は、すばらしく、世の中の実体がわかったふうな考察をしてしまいましたね。 もちろん、こういうスキマ狙いは、政治家だけなく、昔から広域ホニャララ団の得意とする活動領域でしたから、ほんとは、さらに世の中の裾野は、その先があるということでしょう。小泉さんのご先祖が、そういう分野の人でしたもんね。
by higatatsuo
| 2006-02-01 09:52
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