朝5時00分 起床
気温華氏43度、6℃、ちょっと北風、曇り空、東京湾は、視界クリャーです。対岸のコンビナートのプラントが、もくもく、白煙だしているのが見えますね。船舶は、大型のばかり。政府短観予測は、景気回復のきざしだそうで、さっそくそれ受けた形で、大手銀行の住宅金利が上がるようですね。
不景気で住宅金利が下げられ、こんどは、引き上げ、つづいて保険料、消費税、など、いろいろ庶民の暮らしへの打撃が続くようです。このごろ従業員募集しても、なかなか人が集まらないんですよね。一時期は、一回の広告で20名も来たのに、いまは4~5名くらい。
けれど景気回復の実感はないですよね。わが職場を見ても。じっさい給与は、ここ数年アップしないし、ボーナスは、ぼーなし状態ですし、わずかな貯金も目減りしてる一方ですね。
逆に、大企業の法人税は引き下げられたまま忘れられ、放置されているようだし。
政府の景気の対策は、庶民のフトコロ具合を調整しながら、行っているんですね。
不景気となれば、大きな税金を銀行に投入して大企業へお金が回るようにし、庶民からの収税を下げて消費を促すようにする。大企業の景気がよくなると、庶民からの収税を大きくして負担増させていく。中小企業は、いつでも、その大きな変動の波で、苦しい状態という構図がはっきりしてきましたね。
統治形態としての、日本型<資本主義>の原理が、明確になった小泉政権です。しかし、基本的には何も変わっていない。ここ十年の景気対策を見ると、銀行倒産を最低限におさえて統合を行い、メガバンクを作り上げたことです。そこに投入された税金は、何百兆円だったでしょうかね。IMFに経済再建をゆだねるよりは、自力再建を目指したということでしょうかね。
しかし、保険会社の多くが、外資と統合されたことは事実で、逆説的に言うと、保険という<国民の蓄財>の多くが外国のものなってしまったということですよね。いっぽうでアメリカドルの<債権>を買い続けている。なんだかなあ、ですね。
このなんだかなあ、というのが、グローバル化の実態なんでしょうね。(笑い)
アメリカ国債の保有高は、中国も高く、アメリカ経済をしたささえしているようですね。そのアメリカに債権を踏み倒されれば(景気操作で)大打撃を受ける両国のようです。お金が大きく膨れ上がると、ほんとは借金(国債発行)している人のほうが強いんですね。(笑い)アメリカの国債は、債権保有国の<貯金>に相当するものでないところが面白いですね。