朝5時00分 起床
気温華氏64度、18℃、曇り空、おだやかな天気、中型の貨物船の航行する影が見えています。朝もやですね。今朝は、なんだかいらいらしていますね。感情のコントロールが乱れているというか、こういうときは何もせずひたすら寝るといいのですが。原因は、ワールドカップ放送、朝から敗戦がどうだか、決勝進出がどうだか、ん、な、こと、どーでもいいことじゃないの、と思うようなこと、どの放送局でもやっている。
「ちょぼちょぼ人間」など、たかが<まりけり>じゃないの。ニポン国では、古来からつづく蹴まり遊びでしょう。それを寄ってたかって、あーでも、ねー、こーでもねー、などと一億総解説者になってやがる。スポーツは、アスリートの緊張の糸が、ふと、切れた瞬間に、がたがたと崩れるものなんですよ。一瞬の勝負さ。
おいらの今朝の苛立ちだって、体内緊張が持続しなくなっている状態なんだから。
で、その原因はというと、先日のNHKの討論番組「日本のあす」の名残り。アジアの安定、日本の防衛には<日米同盟>は不可欠という、そういう一元的なものの見かたする提灯持ち大学教授、もっと大きくものが見れないのかね、と思ったわけ。日米同盟の新たな段階で軍事一体化を目指すことが、いかにニポンにとって不利になるか、そのリスクについて、思考が及んでいないのはなぜか。
まず注目されるのは上海機構。中国・ロシア・中央アジアを中心とした経済機構の動きですよね。これは東南アジア・アセアン連合に対する、大きな動きに成長しつつあります。たぶん、韓国・日本・中国の東アジア経済圏構想は、この大きな構想の谷間に埋没して、世界的な大きなグローバルの動きから僻地化されてしまうでしょうね。原因は、アメリカに偏った政策のためです。自民党のアメリカ一極集中外交が、アジア外交の手薄となっている分、将来を危うくしているのが見て取れますね。経済の多きなグローバルな動きに対し、舵が取れていないような感じ。もちろん、アメリカ野球で活躍する選手もおれば、サッカーのグローバルなグランドで走りまわるのもいいのですが。両方があって、より面白い。