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朝5時00分 起床
気温華氏73度、22度、カーテン越しの外が、明るかったですね。陽が照っているみたいに明るかったのですが、外に出ると、小雨、空は、くもり。うすい雲を透かして太陽の光が屈折して、野山を明るくしていたようです。 千葉、東京方面を見ると、厚い雲がたれて真っ暗のようでしたから、夜のうちに、そうとう降雨があったんでしょうね。ラジオからは、洪水注意報が流れ、防災無線放送でも、警報発令中というアナウンスが聞こえてきました。 外に出て、すぐに頭に浮かんだのは、ティダ・アメ(太陽の雨)、という沖縄方言です。太陽が出ているのに小雨が降っている状態、・・・・う~ん、なんだか違うな。そうだ、これは、狐の嫁入りだ、そんなあらぬことを頭の中で反芻しながら出勤。 仕事場の近くが、ものものしいので、野次馬的に見ると、基地へ入門する人々のチェックのようでした。そういえば、きょうは、9.11.ニューヨークのWTCが崩壊した日でしたね。今朝は米軍基地にも緊張が走っているようです。 あれから、もう5年ですか。湾岸戦争をへて、アフガニスタンでのタリバンとの戦い、その後のイラク戦争、とつづいて、アメリカは、戦争ばかりの5年間でしたね。そのおかげで、ニポン国は、<フラッグを見せろ>から、はじまって、自衛隊派の海外派遣がなしくずしにされて後方支援派兵にいたるまで、日本軍が、海外へ出るようになりました。 この5年間の総括は、重要です。アメリカのテロとの戦いをいち早く支持して、行動を共にした日本国の変貌は、戦争できる国へ、また、戦争する国へ、加担と参加の論理へ転がって行っています。テロとの戦いが、テロを分散化し、さらに強化させたことは、いったい、これはどうしたことでしょうか。戦争という暴力で、相手を屈服させることの困難さが如実にあらわれた5年間ではないかと思うのですが。 ・ヒズボラガ、イスラエルと戦えた、(ひとつの抵抗組織が、一国の軍隊と戦えた) ・イラクの新政権は、イランと親密になった(フセイン政権下に大量破壊兵器なかった) ・アフガニスタンが、上海協力機構に参加(アルカイダにフセイン政権の支援はなかった) ・上海協力機構に参加する中央アジア諸国からアメリカの軍隊が撤退 ・中国・ロシアの経済が大きくなった ・テロの脅威は、イタリア、イギリス、インドネシア、フィリピン、パキスタンと拡大した ユーラシア大陸を大きく眺めると、軍事的には、アメリカの一極集中が分散化し始めているようです。他方、テロの脅威は各地に流れて流動化、テロとの戦いが生み出したこの現象で、一極集中では手に負えなくなりつつあるようです。世界は、多極化への方向であろうと思いますが、この過程で日本は渦中の中に入りつつあるように見えますね。 この流動化のキーパーソンの国、イランは、いま、ヨーロッパ諸国との核問題で、協議中ですね。さて。
by higatatsuo
| 2006-09-11 08:36
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