朝5時00分 起床
風が涼しいですね。台風が近づいているようです。気温華氏66度、18℃、明け方は、対岸の房総半島の山並みがくっきり見えていました。東京湾を入港してくる船の数が多かったですね。自動車運搬船、タンカー、貨物船、コンテナ船、客船など、また、遊漁船と、漁船がいり混じっていました。台風の影響で、若干、白波立つ海ですが、護岸には波頭が小さく跳ねていますから、これが、だんだん大きくなっていくのでしょうね。
海辺の職場は、飛散防止の台風対策の準備中です。
さて、自民党の総裁選挙が終わって、総理大臣指名選挙の前に、内閣人事が取りざたされていますが、まずは党三役の選出ですよね。それによって、ほぼ、この内閣の内容が見えてきます。シロートの「ちょぼちょぼ人間」が予測するに、だいぶは留任でしょう。いや、ほとんど留任だろうと思います。
自民党のイメージ戦略は、脱破壊。改革から想像へ、でしょう。小泉首相が、壊すだけ壊したから、この改革の継続は、つぎは創造へ、という戦略だろうと予測します。このレトリックを後押しするのは、留任人事です。しかし、破壊の中心人物には、やめていただく、そういう戦略でしょうから、この案に反発した当事者は、議員まで、やめてしまった。それで混沌状況になってしまっているのだろう。
改革推進イメージが、壊れつつある中での出発となりそうですね。そこへ守旧派と呼ばれた郵政反対派の人々を復活させれば、新内閣に新鮮味がなくなり、創造イメージが傷つく。そのため、構造改革は、全面に出さず、教育改革と憲法改正問題を、新しい国づくりという創造イメージと結びつけて行く、このスローガンをピンポイントにマスコミキャンペーンが行なわれるだろうと思います。このキャンペーンでのスケープゴートは、日教組。日本の教育再構築の改革キャンペーンを背景に、労組解体へと進めていく。
国鉄改革と、国労解体、郵政改革と組合つぶし、教育改革と日教組つぶし、そのあとは自治労つぶし、という戦後日本の「民主主義の悪の枢軸」つぶしへと進むのではないでしょうか。もちろん、会社経営が悪いのは、労働組合が悪いからだという他責の論理でことが進められ、それでも経営がよくならないのは株主が悪いからだという一部の責任逃れの巨悪がやることではあります。
この国に住まう、ほんとの巨悪は、破壊を通して権益をむさぼるのですから、愛国なんてあるはずがないでしょ。愛国がひつようだと思っているのは、貧乏人だけです。貧乏人は、競馬馬で鞭をうたれて、ひた走るだけです。