朝5時00分 起床
気温華氏66度、18℃、後継者問題が絶えず話題になる金正日、北朝鮮総書記ですが、週刊誌など見ると、けっこう息子たちがいるんですね。大家族主義の民族ですが、彼の息子たちは、それぞれ、あっちこっちにバラバラです。まあ、ドン自ら核家族の手本となっているのかも。ところで、その核家族の手本となっているドンのところの外務省が、核実験を示唆する宣言をしましたね。軍部じゃなく、外務省ってところが、ミソ。
なぜ、外務省でしょうか。識者は、外交カードの切り札、そう見るむきが多数でしょうね。七発のミサイル実験と、そのあとの国連非難決議後、北朝鮮は、全外交官を本国へ呼び寄せました。その費用だって馬鹿にならないでしょうが、ふつう国家が、全外交官を徴集するということは、そりゃ、もう、総力戦を考えていると、見るほかないんでしょうね。
しかし、軍部は、というと、戦時費がない。交戦力を継続・継続する金はない。昨年からの経済制裁や銀行口座の閉鎖で、苦しい。こりゃ、もう、核実験するしかない、と追い詰められていく。だから、はじめての核実験を<十分な安全を確保した上で>と北朝鮮外務省は、苦し紛れに発表せざるを得ない。
しかも、これまで核爆弾12発分のウラン濃縮原料を保持していると、まわりから煽り立てられている。じっさい、これまでの外交カードで、濃縮ウランの作業をしていると公表もしている。
う~ん、しかし、どこか、このパターン、5年前のイラク・フセイン政権の崩壊シナリオと似ていますね。あれはCIAのミスリードだったことがアメリカ下院報告で明らかになっていますが。北朝鮮が、核不拡散防止条約からだったいして、IAEAの査察を拒否したあと、パキスタン、インドの核実験がありましたが、北朝鮮はその間、ほんとうに核開発にぼっとうしていたのだろうか。最近ではイランの核利用問題が、核開発と結びついて大きな問題となっていますが、北東アジアの北朝鮮で、ほんとうにウラン濃縮され、核爆弾にするだけの製造作業が出来ているのだろうか。
仮に、核製造を可能にする技術を獲得したとして、この核分裂実験が行なわれるというが、中国やロシアの隣接諸国に対する放射能の深刻な影響が予測できることから、実験後、国際社会に押されて、この二つの友好国を北朝鮮は失ってしまうという、大きなリスクを負うことになります。いよいよ政権維持も難しくなってきます。
そこで世紀のウルトラCが、月面宙返りのウルトラCが計画されるのではないでしょうか。
さて、ここからが「ちょぼちょぼ人間」の妄想です。
世紀のウルトC、売る虎シー、渤海の復活です。北朝鮮崩壊して、渤海の復活ですよね。どうやって幻し国の復活シナリオをつくるか。白頭山に注目しましょう。