朝5時00分 起床
気温華氏54度、12℃、ちょっとあったかい朝だなあ、と思ったら、この気温。ここんとこ寒かったですから体調がいい朝ですね。外は、曇り空。雲と海とのあいだで白々と明るいですが。いつもなら朝日が出ている時間ですね。
東京湾は、その明るい夜明けを背景に、大型貨物船が、いっそう大きく見えています・・・北風にまじって、霧雨が降って来ました。漁火をつけた漁船が見えています。
まだ、夜明けがつづいている感じ。
夕べ、ちょっと時間見て<沖縄独立論>で、Web検索をかけてみました。
わぁー、チョーびっくり、と思うくらい、ヒットします。ニポン国の中で、これだけ<独立論>の似合う地域もほかにはないのでしょうね。政治的にはどうあれ、議論が、こんなにさかんな課題だとは、思っても見ませんでしたよ。(笑い)
自分なりに俄か勉強で、まとめて見ますと、
・琉球独立党(王朝復活論)
・琉球共和国独立論(共和国論)
・反復帰論(中立国論)
だいたい、こんな主張のところに落ち着きますかね。そのうち王朝復活論には、ながい歴史的な論争がくりひろげられた経緯があるようです。これには、ヤマト派と清国派に分かれての政権格闘の歴史があり、1609年の島津侵入以来、くすぶっている大問題ですね。明治の廃藩置県のさいには、クルーシルーの戦いといわれ、クルー側の中国帰化民三十六姓の中から、清国へ渡ったものも数多いようです。古くは島津侵入の際、大陸から黄色い艦隊の支援・救援艦隊がくるという淡い期待も広がっていたという伝説もありますから、察封貿易の長かった沖縄の歴史がよく分かるロジックですね。
共和国論というのは、雑誌「沖縄文学」に憲章試案の載った<居酒屋独立論>ですね。1972年の沖縄返還に対するアンチテーゼだった<反復帰論>の思考を深めた試案、独立憲法を掲げたところが面白いです。日本国憲法の改正が政治日程に上がっている昨今、この「居酒屋憲法論議」が、もっともっと人の口の端に上ってほしいものです。沖縄では、すでに1972年いぜんから、現実の軍事拡張と、平和憲法の矛盾する議論がなされていました。
この共和国論や中立国論は、憲法改正の動きの中でこそ、議論されてほしいないようです。