朝5時00分 起床
気温華氏42度、5℃、曇り空ですね。対岸の房総半島が隠れるくらいの濃い朝もや。しかも、そのもやがそのまま空とひとつづきになって、東の空の地平線に浮かぶ雲とつながっています。湾口を入ってくる大型の貨物船が遠くに見えますね。
あんまりマスコミで大きく取り上げられないけど、日本版NSCの最終報告案がまとまりそうですね。小さく報道されるニュースを見ますと、来年4月発足を目指しているとか。きわめて重要な法案なのに、内容があまり知らされていない。
この法案、集団的自衛権の行使に向けた機能強化なのに、ね。
現行憲法で許されるか否かの議論も、すすまないうちに、日本版NSCの設置手続きだけ先にどんどんすすんで憲法を空洞化していくやりかた、これで、さらに現実に憲法がそぐわないから改憲しようとキャンペーン貼るのだから、何おかいわんやです。
<日本国憲法改正>の目的が日米軍事力一体化。
<自主憲法制定>が、集団的自衛権の行使、つまり戦争できる国づくり。
これが、戦後の維新、レジームのタームとは、とてもなさけないですね。
だって、そんなこと、簡単に言うと<本土の沖縄化>じゃないですか。古くて新しい指摘ですよね。施政権がアメリカにあったころの沖縄が、どんな植民地状態だったか。自主憲法制定といいながら実質は、日米軍一体化なのだから、その枠組みの中。戦後のアメリカの核の傘の下は変わらない。たぶん、アメリカ側からすれば、金も出して、命も差し出してくれる植民地国のフラッグを見せてくれ、ということなのだろう。
今日のアメリカ型の戦争が、もはや問題解決の最終手段でなくなっていることは、先日の日記で指摘したところです。日本兵が、こんど仮に参戦することがあるとしたら、それは<高度な政治的な行為>としての戦場でなく、集団的自衛権のもと、ただただ犬死にに、荒野へ出て行くのであろう。