朝9時30分 起床
4時半に起きて「像の消滅」(村上春樹)をぱらぱら、孤独なモノローグだな、と思いながら二度寝、6時半に起きて、また、ぱらぱら、人と人のつながりが希薄になっている都会の状況報告だな、と思いながら三度寝、8時半に起きて、ひきつづき「像の消滅」をぱらぱら。これだけ個人が、ばらばらに分解されていたら、自己責任というのが、最終規範で、けっきょくは欲望のとりこって感じ。最小単位にされた消費者の物語だな、と思う。アメリカ人に受け入れられたのは登場人物が日本人でなく、消費者になった人間の姿だからですね。アメリカ人でもいいわけ。
今朝は、長いこと布団の中で、ぐたぐたしていました。起きて、ねこまんま飯をかっこんで散歩。近くの小学校が県議会、知事選挙の投票会場。さっさと投票済まして、ぶらぶら。いつもの選挙会場風景より、人の出がありそう。るん、るんの日曜日。午後から、遠出、連れ合いのお供ですね。