朝5時00分 起床
気温華氏43度、6℃、ちょっと北風、肌寒む、けど、いいてんき、日差しはぽっかぽっかですね。東京湾の波も、すこし落ち着きました。事務所の下の入り江には、鴨が戻ってきましたね。羽の白いヤツ。
こんな感じ。ハシビロガモ? 見た目では、よく似ているのですが。ところで、オリンピックというのは不思議な行事ですね。「ちょぼちょぼ」の思い過ごしかもしれませんが、オリンピックが開催される国では、けっこう騒ぎが勃発している印象です。北京オリンピックを控えた中国では、チベットでの騒ぎ。たぶん国のかわりめの象徴的な矛盾が噴出する行事がオリンピックなのでしょうね。
だいたいオリンピックが開催できるということは、それだけ経済的に急成長しているということですから、それだけで、かなりの国内矛盾が表面化していく。田舎の貧しさと、都会の裕福、出稼ぎと就業、企業間バブルという競争格差を抱えていく、そこへ潜在的にある歴史的な懸案が重なって、さらに大きく輪をかけて社会問題が噴出するのでしょう。
チベットの独立問題など典型ですし、それが台湾であってもなんら不思議ではない。
オリンピックというのは、不思議な魔物的な行事ですね。途上国から、工業立国・消費国へと社会が変わる過度期の行事というか、先進工業国へ仲間入りする通過儀礼というか、そんな象徴的なイベントのようです。(笑い) さらに
通貨通過儀礼には、その国の民主化度とか、人権度とかが、論評される。自由経済というか、商品消費国として仲間にいれられるかどうかの入門儀礼として。
「ちょぼちょぼ」の小学生のころは、戦争やっている国も、オリンピックの期間は休戦して、敵も味方も、みなオリンピック競技に参加して、スポーツを楽しみ、つかの間でも、わずかな平和の時期を過ごそう、そういう行事だと習ったものですが、ね。平和の祭典、という感じはいまだにあるのですけど。教育が、理想主義に輝いていた時代の名残ですかね。それとも金メダルからその輝きを失ったのか。単なるマテリアルになってしまったかも、というカモの話。