朝5時00分 起床
気温華氏39度、摂氏3℃、
今朝のニュース、アメリカのオバマ次期大統領、就任後、アメリカ経済の大リストラを敢行するという、そんなビッグ・ニュースがありました。ほーっ。まだ詳細は、わかりませんが、ラジオでは、経済再編の構造改革というぐあいに報じていました。たとえば格付け会社や、証券化取引会社への規制など、そんなこと例に挙げていましたので、これまでのインフレ・ターゲットによる景気浮揚策が、全面的に見直されるということなのでしょう。
つまり新自由主義の考え方を方向転換するということですね。
で、手始めに、ビッグ3とよばれる自動車会社、これをどーするか。モルガン・スタンレーやAIGなど、これも、どーするか。再生見込みのない企業には公的資金は投入されないでしょうから、再建計画のめいかくなものだけ、残す、となれば、民事再生法の適応しかない。
そういう大きな転換を可能にするには、どーしたらいいか。
今日は、こんな大事件を、シロートがホラ吹いて考えてみよう。(笑い)
まず、年明け、1月20日の大統領就任式をはさんで、すぐに経済の再編を行うとすれば、連邦準備議会制度を改変する。一時的に連銀を解散し、それに変わる中央銀行を設立し、各州を統括する。その統括が、財務省とセットになる。倒産企業を一時的に国有化するためには、それしかないので、政府に、より権限を集中化させた形をとる。
と同時に、意図的に、ドル安政策へ移行する。対外債務を帳消ししながら、国内産業を強化する方向になる。が、ここで保護主義的な貿易にならないために、アメリカ自身が、新自由貿易協定を促進していく。その間、石油取引におけるドル基軸体制を維持するために、OPECは減産をしないだろう。石油が安くなってだぶつくが、湾岸共通通貨の構想は、さらに数年先送り。
ありゃ、これだと、中東にしわよせが行くのかな。でも、石油バブルがはじけて、空前の建築ブームがデフォルトに入っているから、中東は減産どころじゃない。増産したいくらいだろうね。
アメリカの<ドル安>政策にもかかわらず、ドルを買い支えるのが、イギリス、ニポン、中国、インド、ブラジルなど。う~ん、来年は1ドル=90円割れか。円建てアメリカ国債、つーのも視野に入ってくるのかもしれませんね。シロートは朝から変な夢想ばかりしているなあ。(笑い)