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朝5時00分 起床
気温華氏55 度、摂氏13℃ 北風ビュービュー、低気圧に変わった台風2号の吹き返しだそうで、昨夜から、強い風が吹いています。今朝の東京湾は白波立って、護岸に、荒波を打ちつけていました。冬の景色、つうか。マスコミは、連日、内閣不信任案の提出、今週まじか、と、いろいろ、民主党内の小沢グループの造反を取り上げていますね。野党提出の<内閣不信任案>に賛成するのではないか、などと報じています。 ![]() 「ちょぼちょぼ」のシロート予想では、造反劇、そんなことしません。だって、太陽のまわりに虹が出ていて、なんだか不吉な予感でしょ。そもそも野党から不信任案それ自体が出るということは、その後の菅内閣の法案審議が、すべてSTOPするわけだから、わざわざ、党がわれるような造反しなくっても、この政権は行き詰るだけ、と判断するはず。なので、野党が出す、「内閣不信任案」は、粛々と否決される。否決されたからといって、政権が、全面的に信任されたわけではない。与野党対立が、いっそう厳しくなるだけ。 それが予測されるので、菅内閣は、中央突破するために、「税と福祉と一体改革」を声高に主張しはじめて、自民公明をけん制しはじめているわけ。それでも、不信任案が出されるとしたら、菅内閣は、首相辞任か、内閣大幅改造に踏みきらざるをえないだろう。解散総選挙になれば、民主党は壊滅するし、もしかすると、執行部の多くは当選できないという憂き目にあうだろうことが予測される。そんなわけで小沢氏グループの造反はありませんね、きっと。 繰り返しますが、昨年の参議院選挙と、ことし春の統一地方選挙での惨敗を見れば、シロート目にも、菅政権は、こりゃ、だめだ、と予測がつく。 解散が、もし、総理大臣の専権事項というなら、おそらく、首相自らが落選するという歴史に名を残す総理大臣になるのではないか、楽しみ、です。 しかも、ここで、解散というなら、たぶん、ただちに新党がつくられるだろう。その布石は見えている。すでに、与野党をこえた勉強会がいくつも立ち上がっていることを見れば、政策中心に、党派を超えて結集していく枠組みが出てくるのではないか。たぶん、民主でもない、自民でもない、新しい「政党」ができるのではないか、たぶん、既成の小党は、この波に飲み込まれて沈没してしまうかもね。 この新しい大連合「政党」は、菅内閣の増税路線といっせんを画していくだろう。なぜなら低成長と低インフレ、過去10年間の経済成長率と物価上昇率の合計、すなわち名目成長率で、低水位つづきなのだから、それだけ税収が減ったわけ、この分を増税でまかなおうというのが菅内閣の「税と福祉との一体改革」の中身である。 将来にわたって税の減収をみこしての増税案が菅内閣の狙いなのだから、しずみゆくニッポンのドロ舟政権つうことになるだろう。先日の日銀総裁の金融学会での講演を聴くと、ニポン金融のメルトダウンは、いまのところない。ギリシャは、負債を隠してメルトダウンしたが、ニポンの国債発行残高は856兆円、普通国債636兆円、財投債118兆円、短期111兆円という中身。現在の、中央銀行残高122兆円、銀行預金1024兆円である。日銀総裁は、先の学会で、「国債は円滑に消化され、長期国債の金利も低位で安定的に推移しているため、財政悪化に伴う危険に警鐘を鳴らす議論は、時として狼少年のような扱いを受けることもあります」と指摘していた。 ん?でしょう。なんのための消費税増税の論議なのか、シロートには分からなくなってしまう。(笑い) この太陽のまわりに出ている今日のお昼ごろの「虹の環」写真を、同僚氏にみせたら、これは不吉な予感、前兆だよといっていた。(笑い) ▲
by higatatsuo
| 2011-05-31 07:18
朝5時00分 起床
気温華氏59 度、摂氏15℃ 先週、普天間基地のグアム移転費、約64億ドル試算だったのが、ふくれあがって、いまでは150億ドルになったという報道がありました、あれ、どこの記事だっけ?つうわけで、探したが見当たらない。どこで見たのかな。 で、週明けて、きょう、東京新聞に、 「米、オスプレー配備を伝達 来年普天間へ」と出ている。 ![]() ![]() これ見て、「ちょぼちょぼ」、そ、そ、そーか。アメリカは、辺野古への基地移転を現行計画ではむつかしい、実現できないかも知れないと判断したな、と直観した。だって、垂直離発着機オスプレーを導入するということは、広い普天間基地を真ん中のスペースに限定して使おうというアメリカ人的合理主義、判断なのだろうと邪推した。(笑い)(オスプレイ機を見ると、人形劇のサンダーバードを思い出す。イメージはこんな感じ。) アメリカ人の合理的な考え方というのは、基地の真ん中の敷地だけ使うということ。機能上、アメリカの国内法上、それで問題なし、民間地域から離発着が少しでも離れるから問題ないだろう、そういうアメリカ人的な考え方なのだろう。 んな、わけ、ないだろう。だからシロートの妄想だというの。(笑い) もともと、1996年、「日米特別行動委員会(SACO)最終報告の草案で代替施設への配備が明記され、沖縄側の反発を恐れた日本政府の反対で最終的に削除された」というもの。つまり、もともと、アメリカは、中型輸送用ヘリコプターにかわって、オスプレー機を導入する予定だった。 それを今回、アメリカが普天間基地へ配備するというわけ。読売新聞の報道では、「日本側に拒否する権限はないという」と、アメリカの関係筋が主張していると報じているわけ。 つまり、SACOであろうが何であろうが、アメリカのやりたいことは日本側に拒否できないよと、いってるわけ。そういうのをアメリカの合理主義というわけ。アメリカの苛立ちとみるか、はたまた、ご都合主義とみるかはそれぞれあるだろうが、日米同盟が、少なくとも、対等な関係でないというということが、そんなところから知れるわけね。 そもそも中型輸送用ヘリコプターにかわって導入するオスプレイというのは、開発段階から事故続きでしょう、ほとんど完成品にちかいヘリコプターでさえ、沖縄国際大学に墜落するのだから、おおくの犠牲者を出している開発途上のオスプレイなんか普天間基地に配備したら、ますます危険な基地になるではないですか。それじゃ、地元の猛烈な反発は必死だし、それこそ、アメリカ軍の信頼を損なうだけの基地となるんじゃないですかね。イラクで、すでに事故起こして実践配備にむかないこと、世界に知らしめちゃっている擬似サンダーバード機だもの。 More・・・・・・資料: やっぱり ▲
by higatatsuo
| 2011-05-30 05:19
朝8時00分 起床
台風が近づいているというので寝だめ、たぶん、お昼ごろから職場へ行くことになりそう。テレビで天気予報見るが、あまりやっていない、インタネットで見る。15時ごろ中部へ接近ということで予報図見ながら、昼過ぎ、出勤する、事務所で待機していると、およよ、15時ごろ低気圧にかわったと。臨戦態勢解除、さっそく帰宅する。雨、どしゃぶり。ちょっと時間があいたので、かねてからインターネットで話題になっている米とぎ汁乳酸菌育成を試してみる。 ![]() 写真は、米とぎ汁に、豆乳を加えて一昼夜おいたもの。醗酵がすすんで分離し始めている。豆乳は200ml入っているのでやく20%くらいの量かな。 きょうは、これに、にがり数滴、粗塩1%、オリゴ糖大匙2を入れる。ようすみて黒砂糖粉を追加するが、色が濃くなるので、やっぱオリゴ糖にするかな。それぞれ入れたところで蓋をしてシェイク。また、流しの下で保管する、ほんとは、太陽のもとに置いたりすると、光合成菌も、繁殖するそうですが、あいにくの、曇り空、一日中降ったり止んだりしているので、あったかい台所でがまんする。(笑い) たぶん、あしたには甘酸っぱい香りがするだろうね。今回は、前回失敗しているので仕込を慎重にした。まず、ペットボトルを熱消毒した、米のとぎ汁をごしごし強めにして濃くした、水はミネラルウォーターをつかって7分目、それに豆乳を加えているので、ほぼ9割の量。つうことはペットボトルにわずかな空気がのこっているので、蓋をしっかり目に締めておく。一昼夜おいて、蓋を開けるとシューッと炭酸ガスが抜けていく。 ここで、また、菌の栄養剤、オリゴ糖3%、粗塩1%、にがり数滴を入れて、また、しっかり目に蓋をした。たぶん、あしたには乳酸菌が繁殖して、ボトルがパンパンに膨れるかもしれない、そしたら、蓋を緩めにすればいいだろう。きょうは、醗酵汁を口に含まなかったが、それは、あしたの楽しみ。前回の失敗事例。簡単に結論をいうと「ずぼら」杜氏だった。(笑い)とぎ汁が、とぎ汁じゃなく、くるくるかき混ぜ汁で、ペットボトルの半分程度のりょうだった。それに、粗塩1%、黒糖粉3%いれて、蓋を緩めに保管した。つまり、空気と接触するりょうがおおかった、口に含んでみると、無味無臭、三日目、わずかに酸っぱく、炭酸のあのシュワーッとする感じがのどにしたので、これで、うがいし、お口くちゅくちゅ歯を洗浄した、口の中が、さわやか、口臭が消えた、こりゃすごいと思い、4日目に、とぎ汁を足してしまった、これが失敗でしたね。 翌日、また、口に含むと、かるい硫化水素の匂いがした、それでも、炭酸がのどの奥でシュワーッとして快適、口臭も消えるが、なんせ、ちょっとくさい、家人いわく、うんこの匂い、つうので、廃棄した。雑菌が混じり始めていたんですね。 で、この失敗を振り返って見ると、原因は、あきらか、とぎ汁の継ぎ足しがいけなかった、醗酵初期に、雑菌がまじる条件を作ってしまっていた、たぶん、これが失敗の原因だろう、つうことで、きょうは、「ずぼら」杜氏をやめて、まじめ杜氏を試みたわけ。今回のは、豆乳入り米とぎ汁乳酸醗酵液、つうわけ。飲料目的。 インターネットから、いろいろな米とぎ汁乳酸菌醗酵液の作り方をみていると、農業雑誌での紹介が分かりやすいですね。PH3~4くらいの乳酸菌液を、水でうすめて、これを、農薬代わりに、有機農法に取り入れている人とか、いろいろいますね。中には、噴霧して吸い込むというツワモノ、もいる。「ちょぼちょぼ」は、すでにお口くちゅくちゅで効果を確認しているので、これを、うがいと、飲料にできないかと企んでいるわけ。(笑い) 胃酸の中を通り過ぎていく乳酸菌が腸に達したところを想像すると、なんだか、愉快になる。 ▲
by higatatsuo
| 2011-05-29 10:41
朝5時00分 起床
気温華氏59 度、摂氏15℃ 霧雨、つうか、どんより曇天、略して、今朝は、どんどんてん、(笑い) 関東地方は、梅雨入りだそうな。早いね、例年より、18日も早いとか。超スピード入梅。狭いニポン、そんなに急いでどこへ行く。どんどんてい。曇天。 今朝は、台風が接近中、ということで、飛散物防止がきょうのメイン作業です。 始業前のテレビで、天気予報見ると、石垣島南東300キロの海上、北上中となって図示されていますから台風2号はまっすぐニポンへむかっているようです。またまた、雨と風で、福島原発からは「放射能」が飛散するのですかね。秋田・青森・北海道、拡散予想区域のようです。なんだか、とどまるところ知らない汚染の広がりですね。考えてみれば、これって、国土をうしなっているようなものでしょ。まず、20km圏内、立ち入り禁止、そして30km圏内、避難警告区域、これってまるで国土喪失と同じですよね。ん?つうことは、原発を順次撤去していくということは、もしかして国民の命と財産を守るということだけでなく領土を守る、つうことかな。(笑い) ありゃ、りゃ、そういうことになる。(笑い)つまり、3.11以降、原発をめぐる議論において、コペルニクス的大転換が起きたはずだった。それが事故から学ぶはずの経験だった。 それは、放射能汚染から、国民の命と財産を守り!! 危ない原発はSTOPすることで領土の保全につながるはず。 そう考えると、福島原発の事故は、<国民の命と財産を守る>という観点からの対策に欠けていた、なぜなら現実対応は、1ミリシーベルトを20ミリシーベルトにしたり、作業員の被ばく線量最大100ミリシーベルトだったのを250ミリシーベルトへ増量するなど、そういう拡大対応していった。それは、なぜか。とうじ新聞では、つまり、平時の安全基準でなく、これは緊急時の基準だと報道していた。簡単にいうと、平常時の安全基準をいとも簡単に飛び越えていったわけ、それが、なにか。ここにコペルニクス的大転換の理解を阻む無意識が隠れてあるのではないか。 たとえば、政府の言説でいうなら、その飛び越え方は、「いま直ちに健康を損なうレベルではない」という言い方で、ヒョイっと軽く超えて行った。多くの国民は、放射能障害は、10年後、20年後、あるいは次の世代に表れることを知っているので、「いま直ちに」という言説には、大きな違和感を抱いていたはず。原子力事故を刹那主義的に超えていったとしか思えませんね。つまり、過去や将来のことを考えないで、ただ現在の瞬間を充実させて生き ればよいとする考え方、う~ん、充実ではないな、言いつくろって、だな。 原発政策を維持していく上で、さきざきに犠牲はあるとしても、緊急時のいまは、小を殺しても大にいきるという無意識の「国体主義」の発想ではなかったか。思い出すのは、先の世界大戦でのニポン軍の刹那主義である。敵陣に切り込んでいく決死隊の編成が、どの戦線でも、とやかくされたのも思い出す、すくなくとも原発事故に立ち向かう自衛隊や消防庁の活躍は、そういうところで報道されていた。 福島原発の事故は、<国民の命と財産を守る>という観点だけでなく、領土の減少を守る、という視点も加えて、今後の原発エネルギー政策は議論されるべき、とシロートは考えた。 ▲
by higatatsuo
| 2011-05-28 05:25
朝5時00分 起床
気温華氏60 度、摂氏15℃ 天気は、下り坂予報、おいらは真坂という坂をゆく。(笑い)ま、思いつきの坂ですけどね。書き出してみないと、どこへたどり着くかわからない、そんな、まさか、です。(笑い)そこは人生の藪(やぶ)街道にある険しい細道、つうか。坂の上に雲が見えるわけでもない。なんせ、藪の中、ですから。 そういえば、芥川龍之介に「藪の中」つう、短編小説がありましたね。 青空文庫で再読。 そーか、こんな短編だったのか、腑に落ちるところのある小説でした。芥川は、たぶん三者三様、だれでも犯人になりうる物語を描いて提示したのだね。すごいね、読みの多様性をそのまま方法的に描いている。 これまで「藪の中」を、多襄丸犯人説、真砂犯人説、武弘犯人説というように犯人探しのミステリーとして多くの読者が読んできたようですが、「ちょぼちょぼ」は、きょう、読み返したら、まるで印象が違っていた。(笑い) まさか!!です。登場人物三者三様の<せつな(刹那)>が、この小説のテーマだと直感した。芥川からすれば、誰が犯人であってもいいわけ。 登場人物、それぞれの存在の闇の中に潜む<刹那>が、検非違使の尋問によって状況が明らかにされて、物語は、その後、時間をもどしていって一人ひとりの独白にかわっていく。人生の藪(やぶ)街道にある険しい細道に迷い込んだ「瞬間」の物語つうわけ。それぞれが犯人となりうる心の「瞬間」、それを指鳴らす音の七十五分の一の速さで捉えた仏教的な説話のひとつなのだろう。 ▲
by higatatsuo
| 2011-05-27 07:52
朝5時00分 起床
気温華氏51 度、摂氏10℃ 福島原発をめぐる科学者の発言を聞くにつけ、官僚は科学者ぶっている、科学者は、官僚ぶっている、というような混同ぶりの発言が目につく気がする。 それは、政府の、ころころ変わる、発表、前言訂正にあらわれていますね。 その状態が政治の混乱と、マスメディアが騒ぐから笑っちゃうよね。 しかも、しかも、そこへ政敵が現れて、官僚の混乱ぶりを<政権が悪い>なんて、言い出すしまつ。シロートは、あきれて口をあんぐりさせて。このドタバタ政治喜劇を見ている。きっと、被災者は、あきれかえっているのではないか、絶望感とか。 なには、ともあれ、これが官僚の取り仕切る<科学>行政の現実だということです。 シロートが直感的に考える原因は、やっぱ、冒頭に書いたように、科学の仮面をかぶっている行政が、仕切っているところに問題があって、それが専門家の混乱に拍車をかけている、のではないかと思うわけ。原子力委員会の斑目委員長が「私は何だったのか」と公に嘆くのは、これを端的に象徴している。しかし、原子力の専門家であっても、「大学教師の運命を決するものが大部分「僥倖」である」そうですから、ここにも問題があるにはちがいない。 一つには、官僚(行政機関)が、専門家をあつめて政策をつくってきたこと 二つには、官僚(行政機関)が、僥倖によって専門家を格付けてきたこと 三つには、官僚(行政機関)が、専門家の当為と存在を研究助成金で差をつけたこと そーしたシステムが、戦後55年間も続いてきた、先のシロートの直観である、官僚が科学者ぶったり、科学者が官僚化した思考(学閥形成)になってしまったわけ、たぶん。 その上に、政策を起案するとこまで官僚が立ち入るようになって、いわゆる、高級官僚は政策<提言>集団になってしまって、本来の<行政>機関から逸脱していく。それに安住したのが自民党55年体制だったわけねたぶん。したがって、職業としての専門家は、僥倖によって行政マンになり、官僚は補助金で専門家の上に立ち、職業としての政治家は、政治屋に職種を変えていってしまったのではないかと、シロートは見ている。この55年間で徐々に失われてしまったのは、政治家の情熱と判断力ではなかったか。 その情熱と判断力で、「堅い板に力をこめてじわっじわっと穴をくり貫いていく作業」をする政治家を高級官僚は嫌い、これを排除してきたし、これからも、それが近々の課題となっていく戦いなのであろう。 缶から管首相の静かな情熱が、共鳴しているところがまだ国民には、見えてこないので、原子力をめぐる専門家と官僚との混乱はまだまだつづいていく。 しかし、早かったね。マクスィミリアン・ヴェーバーの生まれた国、一早く、原子力エネルギー政策の方向性の「提案」が政治の側からなされた。これから産業界をまきこんで侃侃諤諤だろうな、ドイツ議会、とおもう。 ▲
by higatatsuo
| 2011-05-26 07:15
朝5時00分 起床
気温華氏51 度、摂氏10℃ きょうね、首都圏の交通情報で、人身事故、何件ながれたか、それも電車ばかり。オイラが数えただけで4件もあった。いや5件かな。 電車STOP、ヤケに多いな、なんでかな、つうわけで、ラジオ聞く。 (これってサ、だいたい飛び込みだろ) よく、つづいているよなぁ、頭の中が、 ぐるぐる、する感じ。 ふと、カレンダー見ると、五とう日(5の倍数の数字の日)、そして給料日、う~ん、それにJR関連の経営者の河川敷首吊りあわせると、共通するキーワードは、みな、電車、ん、ん、なんだかなぁ、ですね。これって、飛び込み自殺だよな、 そのほかの自殺者と合わせると、一日当たり全国で85名以上が自殺している、それが10年間も、毎日つづいているニポンです。東北大震災の犠牲者も心痛いけど、こっちの人災も、心痛いね。 いまさらながら「豊かさ」とは、なんだろう、と考えてしまいますね。「幸せなら手を叩こう」、なんて歌もあったけど、なんだか、遠い昔の歌のような気がするし。たしかに「幸福のかたち」は、みな記憶のかなたにもっているはず。なのに、それが未来へむけた目標とはなりにくい。幸福な未来図は、いまだ経験していないから、やっぱ、幸福の姿は、過去の中にしか存在しない。つうことで国連などがやっている人間の幸福度指数なんて見ると、みな途上国が上位にならんでいる。 いわば、主要先進国8ヶ国なんていっても、アメリカなんて114位、ニポン75位あたりですから、単純にそこと比べると、幸福度の上位にならぶ途上国は、先進国の過去の姿なのだね(と思う)。つまり幸福度の高い国は、先進国の過去の姿なのだからリクツにかなっているわけだ。 しかも、幸福度それは、実感が、個人の過去の中にしか蓄積しない、ということで特異だ。 つうことは、<幸福>を描き出すには、「いま、ここ」から人間の想いを完璧な姿で描くほかない。瞬間瞬間の細切れにしかない感情、拾いにくい感情つうことか。 ん?幸福度とは、蓄積したもんなのか?なんだかなぁ、めちゃくちゃな想念だなあ。 ここは、まあ、レフ・トルストイ翁の小説、「アンナ・カレーニナ」を思い出して再読することにしよう。冒頭の、 「Happy families are all alike; every unhappy family is unhappy in its own way. (すべての幸福な家庭は似たようなものだが、それぞれの不幸な家庭は、それぞれの姿で不幸なのである)から、カレーニンがあらわれてくるまでが長いけど。彼女も、また、たしか、すべての社会と人間の辛辣を感じて、死ぬんだね。爆走する列車にみずからの身を投じて。う~ん。しかしね、ナイショだけど、彼女が決断するのは、たぶん、歓喜がいっさいの後悔を消し去ると思えた瞬間だった、そこがラジオで流れるニュースからは分からないところ。 ▲
by higatatsuo
| 2011-05-25 07:27
朝5時00分 起床
気温華氏51 度、摂氏10℃ 今朝の思いつき、<ブランド離れ>、朝起きたら、この言葉が、ふーッと頭に浮かんだ。なぜだろうと考えたら、それは、先々週の日曜日のこと、郊外のアウトレット店舗へ出かけて、ぶらぶら、物見遊山したおり、家人が、アメリカの会社のブランド商品を手にし、「これ中国製ね」といい、「これ韓国製ね」といって棚に戻すということを繰り返しやっていた。 福助の商品を手にし、これメイドイン・ジャパンね、という。アウトレット店舗をぶらぶらしながらブランド商品を製造国に振り分けながら歩いている。けっきょく購入したのは、メイドイン・ジャパンの製品で、しかも、国内製造ものだけだった。 これをきっかけに家人の買い物につきあうとき、彼女がなにを基準に商品を選んでいるかを観察したら、やっぱ、包装紙をひっくりかえして国内産かどうかを見てチェックしていた。製造原産国を見ているのだね。 そういえば、「ちょぼちょぼ」が、日ごろ、彼女に買い物を頼まれるときは、必ずメーカーまで指定してくる。それが不思議だったので、それが不に落ちたような日曜日だった。 彼女が指定するのは、必ずしも有名ブランドばかりではない。 ふつう同じような商品なら、他の製品から差別化されたブランド品に手が伸びそうなものですが、そうした個々のブランド・イメージに惑わされず彼女は、品物を指定してくる。彼女が見ているのは、製造国、そこで選択している。つまり、ニポンのモノはいい、という「思い込み」だね。 ははぁ~ん、わかったぞ、家人には、「メイドイン・ジャパン」神話があるのだ、その日本製でも、製造国が海外だと見向きもしない。これは、どーしたことか。オイラ、考えた。だってニポンの中にも、ブランド商品は溢れているでしょう。たとえば、松坂牛、飛騨牛、神戸牛、新潟産お米、などなど、他の商品と差別化して特別なイメージを与えて高級感を出したり、している。 で、ね、「ちょぼちょぼ」の長い前フレは、ここまでで、さらに何を頭の中に浮かんだかといいますと、ニポンの経済界は、このブランド化、つうのを特定化してきたのではないか、と、ふっと、思ったわけ。ブランド化を商品の差別化というふうに特定化して捉えたものだから、それを構造化して誤解してしまった。 つまり、この「誤解」というところが重要で、それは、トリクルダウン(富者をさらに富ませれば他の者たちも潤う)という発想の別形態、差別の構造化なのではなかったか。 つまり他社にない機能をいろいろつけることで差別化し、それが高品質化を促進した、そして値段を吊り上げていったあげく、社会の特定階層をターゲットに市場を狭めてしまったのではないか。わかりやすくいうと、金を持っている人向けに製品を多機能化することで高級感をだす、それが「高級ブランド品」の構築と誤解したのではないかなあ。自動車でいうなら、大衆車より、高級車つくり。多くの人が買えない商品づくりですね。 考えてみると、それは市場をせばめているだけでしょ。 こういう考え方の背景に、つまり、富者をさらに富ませれば他の者たちも潤う、それにブランドづくりを当てはめちゃったのではないかとシロートは考えたわけ。(笑い)差別の構造化が商品世界にもすすんで、それがブランドといわれるようになったのではないか。ニポンの経済が行き詰っているのは、たぶん、「ものづくり」に本来ついてまわっている、後光(物から発する微妙な雰囲気)を忘れてしまったからなのではないかと、ふっと、思った。 ▲
by higatatsuo
| 2011-05-24 05:22
朝5時00分 起床
気温華氏56 度、摂氏13℃ 日経WEBに、こんなニュース、 原発汚染水処理能力、アレバの20倍 金沢大が粉末 毎時1000トン、東電に採用働き掛け 2011/5/22 23:47 金沢大学の太田富久教授らは、放射性物質を含む汚染水を効率よく浄化する粉末を開発した。研究段階の成果だが、実用化すれば1時間に1000トンの水を処理でき、東京電力福島第1原子力発電所で採用された仏アレバの処理能力の20倍に相当するという。東電などに採用を働き掛ける。 粉末は吸着剤のや金属の凝集作用をもつ化学物質を数種類組み合わせたもので、汚染土壌用の浄化剤を改良した。海水中の放射性物質を効率よく取り込んで沈殿する。浄化剤メーカーのクマケン工業(秋田県横手市)と共同開発した。 放射性でないヨウ素やセシウム、ストロンチウムを1~10PPM(PPMは100万分の1)の濃度に溶かした水で実験したところ、ほぼ100%除去できた。放射性物質の場合でも処理機能に違いはないとしている。 太田教授らはすでに大規模な処理システムを設計済みで、政府や東電に設置を提案していく。 そういえば、福島の地元企業が、津波で塩の入ってしまった田んぼに、塩分、大好きバクテリアを混ぜ込んだ肥料を投入して米作りする実験を行うとか、そんな朗報もありましたね。土を入れ替えるとか、そんな土木工事しないでバクテリアに除去させるなんて発想がすごいですね。放射能をためこむヒマワリとか、菜種とか、そういう有用植物も大活躍のようです。ところで金沢大学とタイアップしているのは秋田の地元企業でしょう、塩分大好きバクテリアを活用しようというのは福島の地元企業ですから、考えてみると、東北各県にある、いろんなアイデア会社の情報があれば、これを支援することで、未来に開かれた産業が生まれてくるのかも知れませんね。 たとえば、石油をつくる海草「藻」の育成だとか、まったく新しい産業を支援してしまう。すでに研究室ではできている技術なので壮大なファームをつくってしまうとか。地域を特区に指定すれば、津波の襲った大きな面積をそのまま栽培漁業ならなぬ海の森林地帯、つうか、「藻」の草原地帯にしてしまうとかさ。精製まで地域でやってしまえば、大きな石油コンビナートになるわけでしょ。 汚染水の浄化技術は、見方をかえると、精製技術でもあるし。塩分大好きバクテリアなんて、生成過程での塩分分離に必要な技術じゃないですか。いま、ピンチの状態でポツポツ漏れ伝わる産業技術を有機的につなげるだけで、どんどん広がっていく、夢のような話になってしまう、そんな気がするね。 松尾芭蕉ならぬ、奥の細道で、夢は枯野を駆け巡る、だよ。(笑い) ▲
by higatatsuo
| 2011-05-23 07:48
朝7時00分 起床
ホーム・パソコンが、ときどきフリーズするという家人の申し出で、今朝は、早くから、現象のかくにん。やっぱ家人のいうとおり、インターネットが途切れてしまう。そのたびに故障検診ソフト起動、診断結果は、ルーターに問題あり、とでる。 で、ルーターの電源を切って、入れなおし、またパソコンに向かうと、つながる、しかし、3-40分後、ふたたび切断する、それを何回か、かくにんしてから、NTTへTEL。懇切丁寧に教えてもらい、指示通り、操作するも、現象変わらず、さっそく、修理専門のサービスを派遣しますとのこと。 で、2時間後、大雨の中、NTTのサービスマンが、ルーターをもって来宅、さっそく見ていただく。旧ルーターに専用のパソコンをつないで、診断すると、バージョンが古いですよ、最新のソフトをインスツールしましょうということで、更新してもらったら、ありゃ、りゃ、りゃ、快調ではありませんか。 つうことで、ホームパソコンも、機嫌よくなりました。う~ん、料金無料、ええ、えええー、家人がおどろいています。いくら支払ったの?と聞くので、むりょう、と応えたら、驚きの嬌声、あがりましたね。どうして?と、さらに聞くので、ルーターは、NTTの、ものなの、オイラ、毎月、リース料を支払ってるでしょう、 リース料は、いくら?200円くらい。 つうと、10年つかって購入額くらいになるのかな、壊れたら交換してもらうし。というと、ほら、さっき来たサービスマン、新しいルーター持参で来たでしょ、つうと、交換してもらえばよかったじゃん、だと。ルータ本体は、交換していかなかったけれど、ケーブルは、新しくしていったよ、つうと、ふ~ん。ソフトの更新は、ケーブルの信号取り合い部門のソフトが変わって新しくなったんだねきっと、だと。 どうりで、受話器のがさがさ音、ルーターの信号ケーブルの抜き差しなど、いろいろやっていたわけだ。ソフト更新したら雑音がなくなったし。パソコンも早くなった。 現代の精密機器をまえにフリーズするのは人間だな、あっは、という一日でした。福島第一原発の運転監視員も、事故発生当時、モニターの前で、一瞬、フリーズしただろうなと思う。なんせ、あっちは、大事故へつながることが一瞬で分かるのだから。 ▲
by higatatsuo
| 2011-05-22 07:30
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